インテリアブランドのイデー(IDEE)が手掛ける「プール(POOL)」が9月6日から12日まで、伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5に国内初となるポップアップショップをオープンする。
“ためてつなげるものづくり”をテーマとする「プール」は、ものづくりの過程で発生するハギレや端材、販売できなくなった商品などを保管し、さまざまな企業やクリエーターと繋がりながら、新たな価値のある商品へと再生させるプロジェクト。ミナ ペルホネン(mina perhonen)の皆川 明が監修を務め、アパレルからテーブルウエア、インテリア小物などを展開している。
同ポップアップショップでは、無印良品で生産するファブリックを無駄なく使い切るために生まれた「いろいろの服」シリーズにドットのパッチワークを施した伊勢丹限定スペシャルアイテムを用意。ドットコート(2万円)、ドットワンピース(1万9,000円)、ドットストール(9,000円)など、一点ずつ風合いが異なるアイテムを秋らしいブルー、グレー、ベージュ、マスタードの4色で展開し、各色6点の数量限定で販売する。鹿児島県にある「しょうぶ学園」のアーティストの作品をプリントした限定シリーズからは、10月にイデーショップ自由が丘店、梅田店、渋谷店で開催する企画展で販売予定のコットン製アトリエコート(1万8,000円)とストール(7,000円)を先行発売。
無印良品の白磁シリーズのB品を利用した「コロコロのもの」からは、パリ出身のアーティスト、ポール・コックス(Paul Cox)、染色工芸作家の柚木沙弥郎、ミラノを拠点に活動する陶芸家のグイド・デ・ザン(Guido de Zan)という3人のアーティストが描き下ろした図柄をプリントした小皿5枚セット(2,750円)が登場。自然や野菜をモチーフにした図柄や、日本文化や禅の哲学を着想源とした線画デザインが展開される。さらに、無印良品のベッドリネンの生産過程で生まれるハギレを使った「Everyday」シリーズからは、皆川の描き下ろしイラストが刺繍されたハンカチ(各450円)が展開される他、照明アイテムや製品染めのトートバッグ、シューズボックスなどが登場する予定。