江藤友里子が卒業制作をもとに立ち上げたブランド・ユリコエトウ(YURIKO ETO)の初個展「ZOKU」が、9月1日から6日まで表参道ロケット(ROCKET)にて開催される。
江藤は、多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻にて縫製技術やパターンメーキング、織りを専門に学び、2016年に制作した、身近にある小さな可愛いゴミから服を作り出した作品「0(+ )」が、スパイラル主催のSICF17で審査員賞(シアタープロダクツ金森香賞)を受賞した。彼女の卒業制作のテーマともなった「ZOKU」は、竹の子族やみゆき族、カミナリ族など、当時の自由を求めた若者たちの間で生まれた「族」のファッションに着目したことから誕生した。1989年から2000年を背景にした架空の「族」をテーマに掲げ、服や小物でカルチャーを表現したコレクションとなっている。
同展では、手織りや刺繍、プリントによるテキスタイルを使用した一点物といった卒業コレクションの全型を初披露。加えて、ブランドのアイコンである、江藤が幼少期に憧れたキラキラしたビニールバッグやアクセサリー、雑貨アイテムが展示&販売される機会となっている。
【展覧会情報】
「YURIKO ETO『ZOKU』」
会期:9月1日~6日
会場:表参道ROCKET
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階
時間:11:00~21:00(9月3日は20:00まで、6日は18:00まで)
入場無料(会期中無休)