東京ブランド「アンリアレイジ（ANREALAGE）」の展覧会「ア・カラー・アン・カラー（A COLOR UN COLOR）」が、7月12日より金沢21世紀美術館にて開催される。本展は、一貫したコンセプトでファッションを提案し続けるクリエーターを紹介する「フィロソフィカル・ファッション」シリーズの第2弾。

3月の東京コレクションで発表されたアンリアレイジの13-14AWのテーマでもあった、「カラー（COLOR）」を透明なギャラリーの中で表現。期間中、ショーやデザイナーの森永邦彦によるアーティストトークも行われる。

森永は、1980年東京生まれ。バンタンキャリアスクールを卒業後、2003年にアンリアレイジを設立。ブランド名の由来でもある「日常（A REAL）」「非日常（UNREAL）」「時代（AGE）」の3つをコンセプトに、服の骨格をテーマにした服（13SS）や、時間の概念を落とし込んだ服（12-13AW）、球体や三角錐の服を人間の体に合わせるように仕立てた服（09SS）など、人間の体と服の「かたち」との関係性を追求した服作りを行ってきた。


【イベント情報】
フィロソフィカル・ファッション2：ANREALAGE “A COLOR UN COLOR”
会場：金沢21世紀美術館デザインギャラリー
住所：石川県金沢市広坂1-2-1
会期：7月12日から11月24日
会場時間：10:00から18:00（金・土曜日は20:00まで）
休館日：月曜日（ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開場、翌日休館）
入場無料

＜森永邦彦アーティストトーク＞
日時：7月13日13:00から14:30
場所：館内レクチャーホール
※入場無料、定員70名、事前申込制

＜オープニングショー＞
日時：7月13日14:30から17:00
場所：館内交流ゾーンほか
※入場無料、申込不要