奈良の老舗・中川政七商店は、福井県鯖江市河和田地区で年に一度開催される体験型マーケット「RENEW」とタッグを組み、「RENEW×大日本市鯖江博覧会」を10月12日から15日の4日間に渡り開催する。
“ものづくりを志す全ての若者が目指すまち”をコンセプトに掲げる「RENEW」は、人口約4,300人の小さな地域でありながら、ここ10年で若手の職人やクリエイターが徐々に集まりはじめている河和田地区を舞台に2015年にスタートし、今年で3回目を迎える。
今回は、「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、ものづくりとの出会いや職人との対話など“作り手と使い手の共感の輪”を広げることを目指し、地域を越えて約70もの工房や企業が参加。普段は出入りすることのできない工房を特別に開放し、作り手の仕事場を見て、知って、体験しながらワークショップやアイテムの購入が楽しめる。
工房見学・体験ができる企業は、漆琳堂、Hacoa(有限会社山口工芸)、谷口眼鏡、ろくろ舎、ataW(株式会社関坂漆器)、TSUGIなど。
また会期初日の12日19時からは、元眼鏡工場を改装した今秋オープンを予定しているクリエイティブスペース「PARK」を会場に、レセプションパーティーが開催される。漆器を手掛けた職人自らがバーテンダーとなって地酒を提供する「漆器バー」や、眼鏡、漆器の技術を体感出来るワークショップなど多様なコンテンツが用意される。
【イベント情報】
「RENEW×大日本市鯖江博覧会」
会期:10月12日~15日
時間:10:00~17:00
開催地:福井県鯖江市河和田地区および周辺地域