京都・二条城町の世界文化遺産・元離宮二条城で10月25日から12月11日まで、展覧会「大政奉還150周年記念 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が開催される。
アートアクアリウム アーティストの木村英智が手掛ける水族アート展覧会は、2016年に誕生10周年を迎え、今年も東京・日本橋で開催中の「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2017 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム」は、現在までに累計760 万人の有料入場者を動員した。
大政奉還150周年を迎えた今年、同展覧会が京都・二条城で開催されるのは2015年以来2年ぶりのこと。大政奉還の舞台の一つである二条城の中でも、通常は一般公開しないエリアで「和の世界のアートアクアリウム」が繰り広げられる。
作品には、アートアクアリウムを代表する 「ビョウブリウム」を3体用いて、大政奉還により開かれた江戸末期・明治初期・近代文化の日本美術史の移り変わりを表現した超大作の新作「大政奉還屏風絵図」をはじめ、アートアクアリウム最大の作品「超・花魁」や、江戸切子を用いた作品「キリコリウム」、伝統工芸の九谷焼で製作された「九谷金魚品評」が西日本初登場する。さらに、屋外展示でしか実現できない大型新作も目にすることができる。
また、11月1日から12月11日まで、古都京都の華やかな文化の世界を再現した特設舞台「水戯の舞台」にて、劇団荒城の花形である荒城蘭太郎が舞う特別公演「金魚の舞」を楽しむことができる。加えて、10月25日から31日まで、日本舞踏の流派の一つである「京舞」を見られる特別公演「芸妓・舞妓の舞」も行われる。
さらに、場内では京都の地酒や、お抹茶と老舗の京菓子セットを味わいながら屋外空間で作品を楽しめる「夜祭BARとお茶席」も設置される。
【イベント情報】
「大政奉還150周年記念 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」
会期:10月25日~12月11日
会場:元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)
住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
時間:17:00~22:00(最終入場は21:30、10月25日は20:00から)
入場料:一般(中学生以上)1,500円、子ども(4歳から小学生)1,000円、3歳以下無料
会期中無休
小学生以下要保護者同伴