伊勢丹新宿店にて日本を代表するトップスタイリスト10人がデザインした浴衣が登場するポップアップイベント「ゆかたスタイリストメイド(STYLIST MADE)」が本館1階ザ・ステージにて6月19日から25日まで開催される。(会期終了後は伊勢丹本館7階呉服で取り扱い)
ファッションヘッドラインでは、スタイリスト10人にインタビューを敢行!リレー形式でご紹介。
今回は、熊谷隆志氏。テーマは「JAPAMISH」。アメリカ・ペンシルバニア州などに住むアーミッシュの織り物にインスパイアされた、ところどころに生地のほつれを加え、クラフト感を意識した新感覚の浴衣を提案している。
ーー今回、取り入れた日本の染色・織の技法は?また、その技法を採用した理由は?
今回、僕はイメージだけを伝え、技法については職人の方にお任せした。
ーー本業のスタイリングと、洋服(今回は浴衣)をデザインすることの違いは?
違いは全くない。
ーー実際に浴衣を制作して苦労した点、新しい発見などがあればお聞かせ下さい
自分でも初めて「着てみたい」と思った。
ーー今後、スタイリングやデザインに取り入れていきたい日本の伝統の技は?
やはり、染めのカラーかな。
ーーご自身が思う、一番浴衣が似合うかっこいい男性像は?
武蔵丸さん。
ーー浴衣をデザインさせたい国内外のデザイナーは?
マルタン・マルジェラ。
ーーご自身が浴衣でお出掛けした思い出の中で、一番印象的な出来事はどんなことですか。また、おすすめのシチュエーションやスポットはどこですか?
浴衣を着て外出した経験はまだないです。
【プロフィール】
1970年生まれ。渡仏後、1994年にスタイリストとして活動をスタート。1998年、レイク・タホ名義でフォトグラファーとしての活動も開始。2008年よりフォトグラファー名義を本名の熊谷隆志とし、広告・雑誌等で活躍する傍ら、さまざまなファッションブランドのブランディング、ショップ内装や植栽のディレクションなど幅広い分野で行う。