東京・銀座にあるギャラリー、ポーラ ミュージアム アネックスでは10月7日から11月5日まで、インドネシアを代表する若手アーティスト、アルベルト・ヨナタン(Albert Yonathan)の展覧会「TERRENE」が開催される。
粘土を用いた陶磁器制作を行うアーティストのアルベルト・ヨナタン。作品の全てのパーツは、雛形などを使わず自らの手で作り上げている。2013年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、インドネシア館代表アーティストの1人として最年少で選出された注目の若手アーティストで、現在、国立新美術館と森美術館で開催中の東南アジアの現代アーティストたちのグループ展「Sunshower」にも参加している。
タイトルにラテン語の土(terra)を語源とする「TERRE」を冠した同展では、海外から高い評価を受けている陶磁器を使用したインスタレーションを中心に、映像やドローイングなど、現在進行中の新プロジェクトを含め約10点が展示される。同展に際し、アルベルト・ヨナタンは「物質と無形、世俗的と精神的など、正反対同士の間を探ることが本展の中心的な目的となる」と語っている。
【展覧情報】
「アルベルト・ヨナタン『TERRENE』」
会期:10月7日~11月5日
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
会期中無休
入場無料