森山大道写真展「1965~」が竹芝で開催。上田義彦がキュレーション

2013.06.03

写真家森山大道写真展「1965~」が7月20日まで東京・竹芝のギャラリー(Gallery)916で開催されている。

倉庫を改装した会場では、“街は一つの巨大な欲望体”と考える森山が撮影してきた街の写真を中心に70点余りが展示される。同ギャラリーキュレーターである写真家・上田義彦が、森山が写真家として独立した1964年から現在に至るまでの作品群からセレクトした。写真展開催に合わせて写真集『Daido Moriyama』(916Press&赤々社、3465円)も出版。森山の軌跡106点が収録される。

森山は1938年、大阪生まれ。高校在学中に商業デザイン会社に勤め、その後グラフィックデザイナーとして独立。22歳のとき、写真家・岩宮武二との出会いをきっかけに写真界へ。細江英公のアシスタントを経て、1964年に写真家として独立。以後、『カメラ毎日』や『アサヒグラフ』『アサヒカメラ』 などの写真雑誌にて作品を発表し続け、1967年『にっぽん劇場』で日写真批評家協会新人賞を受賞。2012年にはロンドンのテートモダン(Tate Modern)で『William Klein + Daido Moriyama』展を行うなど海外でも展示を多数行っている。


イベント情報】
森山大道写真展「1965~」
会場:Gallery916
住所:東京都港区海岸1-14-24鈴江第3ビル6階
会期:7月20日まで
時間:11:00から20:00(土曜日、祝日は18:30まで)
休館日:日曜日、月曜日
入場料:800円
編集部
  • 森山大道写真展『1965~』
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