世界三大美術館にして、世界一の来場者数を誇るメトロポリタン美術館（通称：メット）を舞台に、年に一度開催される世界最大のファッションイベント「メットガラ」。“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンター（Anna Wintour）が主催するこのイベントは、1人2万5,000ドル（約285万）の高額な席が瞬時に満席になる、選ばれしセレブの美の祭典。そんな豪華絢爛なファッションイベントにカメラが初潜入、8ヶ月間に渡り完全密着して撮影したドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』のDVDが発売される。


本作では、ファッション界のアカデミー賞ともいわれる年に一度、一夜限りのイベント「メットガラ」の華々しい表舞台と、開催までの貴重な舞台裏、そしてメットガラとともに幕開けした展覧会「鏡の中の中国」の製作過程が明かされる。アナ・ウィンターの人脈で集まる豪華セレブリティたちが集う様子から、展示監修を行った映画監督ウォン・カーウァイ（Wong Kar Wai）を始めとする舞台裏スタッフたちの奮闘、また細部まで美を追求し続ける制作過程など、ファッションラヴァーは勿論、映画ファンも興奮間違いなしの映像は必見だ。

＜内容紹介＞
メトロポリタン美術館（通称：メット）にて、年に一度開催される世界最大のファッションイベント「メットガラ」。その主催者は、ファッション誌US版『VOGUE』の編集長で、メットの理事でもあるアナ・ウィンター。彼女が主催するこのイベントの目的は、服飾部門の活動資金調達（アナが理事就任してからの活動資金総額は1億2千万ドル超）。そんなイベント開催に向け、アナとコンビを組むのはメットのキュレーター、アンドリュー・ボルトン（Andrew Bolton）。彼は従来の服飾展示を脱却した挑発的な展示で人々から絶賛を浴び、アナからも一目を置かれていた。そして2人は、2015年の企画展「鏡の中の中国」に向け、アジア美術部門に企画を持ち込むが、様々な問題が発生し…。本作は史上最多の入場者数を記録した展示会の制作過程やスタッフ、豪華セレブ陣に密着した、至福ドキュメンタリー。