「フェンディ(FENDI)」が、国際的に活躍する家具デザイナーのマリア・ペルゲイ(Maria Pergay)とのコラボレーションを発表した。
パリ・モンテーニュ通りに7月オープン予定の同ブランド新旗艦店のために、ペルゲイが家具をデザイン。13-14AWコレクションのテーマでもある「メタモルフォーシス(変形)」をテーマに、自身のクリエーティビティーとフェンディの世界感を融合させたものを製作。
また作品は、ライフスタイル雑誌『AD MAGAZINE』が主催し、同ブランドが公式パートナーとして参加するインテリアの展示会「ADインテリオール2013」で、フェンディのインテリアコレクション「フェンディ・カーサ・アイコン(FENDI Casa Icons)」特別限定シリーズとして紹介される。期間は9月7日から22日まで、会場はパリのランクロ・デ・ベルナルディーヌ。
ペルゲイは、1930年ロシア・モルダヴィア生まれ。7歳からパリに住み、10年後に彫刻家のオシップ・ザッキンの元でキャリアを積んだ。68年にステンレスを使った家具コレクションを発表。ピエール・カルダンが絶賛し、コレクションすべてを買い上げて話題となった。70年代にパリを席巻した装飾美術(デコラティブアート)を代表する家具デザイナーとして知られ、現在でも第一線で活動している。