ロエベ(LOEWE)主催のインターナショナルなコンテスト「ロエベ クラフトプライズ 2017」。その大賞受賞者を含む最終ファイナリスト26名の作品を展示した巡回展、ロエベ「インターナショナル クラフトプライズ」が東京ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHT3にて11月17日から30日まで開催される。
「ロエベ クラフト プライズ」は、ロエベ ファンデーションとロエベのクリティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が、現在の優れた職人たちを讃えるべく2016年に立ち上げたプライズ。現在におけるクラフトの重要性を認め、才能、ビジョン、革新への意欲が未来の新しい基準を設定するであろう優れた現役のアルチザンたちを表彰することを目指したものであり、協働工房としてスタートしたロエベの創業形態にインスパイアされた内容だ。今年は26名のファイナリストから、エルンスト・ガンペール(Ernst Gamperl)の『Tree of Life 2』が大賞に選ばれた。
エルンスト・ガンペール、ドイツ 『Tree of Life 2』2016年 オーク材
審査員長のアナツ・サバルベアスコア(Anatxu Zabalbeascoa)は、「この作品の正式な価値観と社会的なメッセージとの接点の探り方が素晴らしかったです。美しいだけでなく、私たちにリサイクルの価値を教えてくれるオブジェです。その卓越した技量で、倒木を救い出し、自然を蘇らせるということがベースになっています。これは、スタイルやシグネチャーといったものではなく、際立った個人としての声を育ててきた特殊な能力を持つ才能豊かな職人の作品と言えるでしょう」とコメント。また、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンも「エルンスト・ガンペール氏の作品には、独特な声を届ける何かがあり、その作品の物性がこれから何年もの時を経て行く中でますます重要になっていくと思います」と賞賛した。なお、本展は4月にスペイン、ニューヨークに続きアジアでは初の展示会となる。
【イベント情報】
ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」
会期:11月17日~11月30日
時間:10:00〜19:00
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所:港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
休館日:会期中無休
入場料無料
ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」
会期:11月17日~11月30日
時間:10:00〜19:00
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所:港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
休館日:会期中無休
入場料無料