「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」が12日、ニューヨークの新旗艦店として、百貨店「サックス・フィフス・アヴェニュー本店(Saks Fifth Avenue、以下サックス)」にシューズサロンをオープンした。これを記念し、スペシャルなショートフィルムが公開された。
フィルムには、デザイナーのクリスチャン・ルブタン自ら登場。彼が生み出したレッドソールがパリから海を渡り、オープンしたばかりのサックスのサロンに辿り着くというストーリー。
新ショップの面積は、同ブランド店舗の中で最も広い約152平方メートル。インテリアデザインは、ニューヨークに拠点を置く建築デザインオフィス212boxとルブタンが共同で手掛けている。
店内には、ブランドを象徴する「赤」の絨毯が敷かれ、ルブタンがモロッコで見つけてきた化石もディスプレイ。ハンドバッグと靴、限定アイテムを取り扱う。
ルブタンは1992年に初のショップをパリにオープンし、現在、世界中に63の直営店を展開。2012年は会社設立20周年を迎え、記念本の発売や、パリのキャバレー「クレイジーホース」や「ディズニースタジオ」とのコラボレーションを実現。今年の春にはロンドンのデザインミュージアムにて回顧展を開催している。同展は世界を回る予定で、今年夏にはカナダのトロントでも開催される。