写真家・新田桂一本人自らが被写体となって撮影したポートレートを展示するエキシビション「100K」が、6月12日より伊勢丹新宿店2階グローバルクローゼットのギャラリーで開催されている。25日まで。
100Kは、新田自身が世界中の著名人に変装し100面相の完成を目指すプロジェクト。6年前からスタートした。これまで、マイケル・ジャクソンやプリンス、マリリン・モンローなど約30人の著名人に変装してきた。今回はジャスティン・ビーバー、オバマ大統領、ビヨンセ、ジェームス・ブラウン、フレディー・マーキュリー、プリンス、マドンナ、チェ・ゲバラ、グレース・ジョーンズらの変装写真が展示されている。ヘアメイクには冨沢ノボル、スタイリストには小倉正裕と里山拓斗が参加。
22日には新田桂一、23日には写真家・笠井爾示(かさい・ちかし)が同売り場で購入した人を対象にフォトシューティングイベントを開催する。
新田は1975年生まれ。文化服装学院を卒業後、渡米。写真家・テリー・リチャードソン(Terry Richardson)に6年間師事した後に帰国。「100K」はテリーとの仕事の際にマイケル・ジャクソンに変装したのがきっかけでスタートした。