造形作家・TAKAGI KAORUが、自身初の書籍『皿と血』出版記念エキシビジョンを1月15日から28日まで南青山のMINA-TO/Spiralにて開催する。
TAKAGIは、粘土を一生共にする素材として立体や器を制作し、器とは「受け」「与え」そして「変化させる」ために重要な道具であるという捉え方に軸を置くことで、人自身もその条件を満たす器であり、世の中には器になり得るものが物質に限らず無数に存在することを表現してきた。
初の書籍となる本著の制作は、敬愛するゲストであるサウンドアーティスト・mamoru、アーティスト・高木耕一郎、デザイナー・matohu 堀畑裕之と関口真希子、クリエイティブディレクター・岡崎純、グラフィックアーティスト・牧かほりのために皿を作るところから始まる。ゲストはその皿と2年間を共にし、「食した後の皿」から見出だした「景色」を撮影。TAKAGI自身もまたこの行為を繰り返し、その景色とともに綴られる言葉は、ゲストが新たな物語を描く源となった。留まる事無く互いを行き来し、脈々と続いていく作家とゲスト達が織りなす濃厚なコミュニケーションは陰の往復書簡とも言える。
本展では、どのようにして本著ができたのか、TAKAGIの考える「皿」とは一体どういうものなのか、作家自身がある時からずっと見続けてきた目線で描かれたこの本が読者の日常にどう関わるのか。それらをより深く読み解いていく。
2013年「そこにうつわがあるなら」、2015年「ご自身のお道具をお持ちですか?」、2017年「わざわざざわざわする」と題して開催された参加型のライブイベントは大きな反響を呼んだ。今回は、本著の出版記念としてオープニングライブ「まずは港の景色をつくる。そして、海に出る。」を1月15日19時から21時に開催。ライブ参加者とTAKAGIがこのイベントの為に制作した新作の器を使い「出航する為の港」を作っていく。なお、ライブイベントの参加は先着4 0名まで。見学のみの参加も可能。
TAKAGIは、粘土を一生共にする素材として立体や器を制作し、器とは「受け」「与え」そして「変化させる」ために重要な道具であるという捉え方に軸を置くことで、人自身もその条件を満たす器であり、世の中には器になり得るものが物質に限らず無数に存在することを表現してきた。
初の書籍となる本著の制作は、敬愛するゲストであるサウンドアーティスト・mamoru、アーティスト・高木耕一郎、デザイナー・matohu 堀畑裕之と関口真希子、クリエイティブディレクター・岡崎純、グラフィックアーティスト・牧かほりのために皿を作るところから始まる。ゲストはその皿と2年間を共にし、「食した後の皿」から見出だした「景色」を撮影。TAKAGI自身もまたこの行為を繰り返し、その景色とともに綴られる言葉は、ゲストが新たな物語を描く源となった。留まる事無く互いを行き来し、脈々と続いていく作家とゲスト達が織りなす濃厚なコミュニケーションは陰の往復書簡とも言える。
本展では、どのようにして本著ができたのか、TAKAGIの考える「皿」とは一体どういうものなのか、作家自身がある時からずっと見続けてきた目線で描かれたこの本が読者の日常にどう関わるのか。それらをより深く読み解いていく。
2013年「そこにうつわがあるなら」、2015年「ご自身のお道具をお持ちですか?」、2017年「わざわざざわざわする」と題して開催された参加型のライブイベントは大きな反響を呼んだ。今回は、本著の出版記念としてオープニングライブ「まずは港の景色をつくる。そして、海に出る。」を1月15日19時から21時に開催。ライブ参加者とTAKAGIがこのイベントの為に制作した新作の器を使い「出航する為の港」を作っていく。なお、ライブイベントの参加は先着4 0名まで。見学のみの参加も可能。
【イベント情報】
TAKAGI KAORU『皿と血』出版記念 Exhibition
会期:1月15日~1月28日
会場:MINA-TO/Spiral
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 1F
時間:11:00~20:00
【書籍情報】
『皿と血』
出版社:キンカンパブリッシング
ハードカバー/100ページ/B3変形、陶片付
発刊:2018年
価格:5,500円
TAKAGI KAORU『皿と血』出版記念 Exhibition
会期:1月15日~1月28日
会場:MINA-TO/Spiral
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 1F
時間:11:00~20:00
【書籍情報】
『皿と血』
出版社:キンカンパブリッシング
ハードカバー/100ページ/B3変形、陶片付
発刊:2018年
価格:5,500円