ディーゼル、現代のワードローブに90年代のスピリットを映し出す【2018年春夏プレ】

2018.01.29

ディーゼルDIESEL)が2018年春夏プレビューコレクションの全ルックを発表した。

今シーズンは「BRAVE ACADEMY」をテーマに、90年代のスピリットを現代のクールなワードローブに投影したシグネチャースタイルを主張。アーティスティックディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti) が「クレイジーなスタイリングをする必要はない、服そのものが十分クレイジーだから」と言うように、ディテールとエレメントに遊びを取り入れた個性的でエネルギッシュなアイテムがそろう。

フーディーやスウェットニットは、キャッチーなロゴを配したジェンダーレスなデザイン。シールをめくるようなグラフィックが遊び心たっぷりだ。ウィメンズでは、スパンコールを全面にあしらったドレスブルゾン、華やかなネオンカラーのライダースジャケットなど、“ディスコ”を想起させるアイテムが印象的。メンズのルックで目を引くのは、ファイヤーモチーフのスタジャンやニット。スーベニアジャケットは再解釈されてアートワークの刺繍が施されている。両ラインに共通するレースアップのディテールは、フーデッドドレスやブルゾン、Tシャツなどにあしらわれ、色は全てロックなブラックだ。

さらに、オーセンティックなブルーに自然な風合いを取り入れたデニムにも注目したい。ウィメンズのモデル「Babhila」は、全体的に擦り切れたディテールが特徴。メンズのペールウォッシュジーンズ「Dagh」は、90年代のアイコニックなアーカイブスタイルからインスピレーションを引き出し、イージーフィットで仕上げている。足元はユニセックスなメッシュのスリッポンスタイルで。メンズの「Zip-Round」スニーカーにはローカットバージョンがデビュー。また、ウィメンズバッグのシグネチャー「Le-Zipper」からは、スモールサイズのバックパックとクロスボディタイプが新たにラインアップした。
Akiko Hanazawa
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