アンダーカバー(UNDERCOVER)とタカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.、以下ソロイスト.)が、1月11日に伊・フィレンツェ市内の旧レオポルダ駅で2018-19年秋冬コレクションをジョイントショー形式で発表した。ピッティ・イマージネ・ウオモ93(PITTI IMMAGINE UOMO93、以下ピッティ・ウオモ)のメインプログラムとして開催された同イベントは、イタリアンクラシコの聖地で大喝采を浴びた。
ミラノからフィレンツェに向かうユーロスター車内でピッティ開催期間中に配られるファッションマガジン。今回のピッティ・ウオモ93で同じくショーを行うイタリアの新人デザイナー、ルカ・マウリアーノ(LUCA MAGLIANO)は特集インタビューの中で、今回のジョイントショーに関して「アンダーカバーとソロイスト.は僕にとって神話」という表現をしていた。イタリアでは百貨店やセレクトショップなどで扱われている両ブランドの商品は、クラブカルチャーやヒップホップが急速にファッションに影響を与え始めたイタリアの若い世代のファッションクリエイターにとって、今、流行の表現を使えば“神”なのだ。
前92回展のメインゲストがオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)とJ.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)。今回が高橋盾と宮下貴裕。メンズファッションビジネスにおける世界最大の展示会で彼らがメインゲストに招かれた意味は、日本のメンズファッションの歴史上、大きな出来事だ。
ショーは旧駅舎跡そのままの空間。中央にレールが残る長いランウェイの上手と下手を、それぞれのブランドが正面に使用し始まった。
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