ユニクロ(UNIQLO)とジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)がコラボレーションしたコレクション「UNIQLO and JW ANDERSON」の新作となる2018年春夏コレクションアイテムが4月20日に発売される。それに先駆けて、4月10日には、来日したジョナサン・アンダーソンを迎えてのプレスプレビューが行われ全アイテムがお披露目された。
プレビューの会見には、ジョナサン・アンダーソンと、ファーストリテイリング 執行役員でデザイナーとのコラボレーションプロジェクトを指揮する勝田幸宏ユニクロ R&D 統括責任者が登壇。ジョナサン・アンダーソンは、2017-18年秋冬に続き2シーズン目となった今シーズン、ユニクロと協業する意味の一つとして「私はファッションの民主化が重要であると考える。服は高貴であり過ぎるような“エクスクルーシブ”なものではなく、誰のワードローブにもなり得るよう“インクルーシブ”であるべき。そういった意味でリーズナブルに提供ができ、また様々なブランドと組み合わせて個性を表現できる服を生み出せるユニクロとのコラボレーションは意味のあること」とコメント。
また、「近年、“ノーマリティー”を表現したいと考えてきた。朝起きて何も考えずにクローゼットの中からジャンパー、チノ、ソックスを選んで着る、このようなベースをキープしつつ、そこに天気、休日の予定などといったエレメンンツを加えて自分を開放させている」。そんなパーソナルな思いが詰まった今シーズンのアイテムは本人も大変気に入っていると言い、「この夏はこのコレクションを着て過ごすと思う」とも話した。
英国の夏を象徴する南イングランドのリゾート地、“ブライトン・ビーチ”をテーマにした今シーズン。サブカルチャーの発信地としても知られるブライトン特有の自由奔放な文化からインスピレーションを受け、コレクションはユニセックスなベーシックアイテムを自由にミックスしたり、レイヤードしたり様々なスタイリングが楽しめるアイテムラインアップとなっている。
トゥルーブルー、ポピーレッド、セージグリーン、ホワイトやベージュなど、日焼けを思わせるソフトなニュアンスのカラーパレットをキーに、海辺を連想させるビビッドなカラーのボーダーTシャツやワンピース、靴下。それに加え、カラフルなニットポロを始め、シアサッカー地のボンバージャケットやジェイ ダブリュー アン ダーソンに欠かせない、ストライプやパッチワークのシャツやスカート、ラッフルやリボンをあしらったブラウス、フレアスカートなどがそろう。
50年代風のデニムジャケットやトラディショナルな英国の警官服のシャツからインスパイアされたチュニックシャツといったワークウエアの要素も加わり、英国の伝統的なカルチャーの要素も見て取れる。
また、イギリス諸国のアイコンであるカモメモチーフをプリントしたTシャツやニット、バッグも登場し、ブライトンの爽やかな潮風が感じられるようなラインアップとなっている。カモメモチーフは、デザイナーのジョナサン・アンダーソンも海辺を思い起こさせるお気に入りのモチーフの一つだという。
軽さがポイントになる2018年春夏コレクションにぴったりな、柔らかく清涼感のあるリネンコットンを使用したシャツは、よりリラックスした抜け感を表現。また、ユニクロこだわりの高級感のあるエクストラファインコットンを用いたり、本格的なデニムの加工感を出すために、日本が誇るデニム生地メーカー・カラハイの生地を採用するなど素材にもこだわっている。機能面でも、吸水・速乾性に優れた「DRY EX」や耐久撥水加工を施したシワになりにくいポケッタブルパーカーなど充分に考慮され、ビーチでも街中でも活躍しそうだ。
アイテムはウィメンズ10型、メンズ19型(ハット・バッグはユニセックス、アウター・Tシャツ・ポロシャツ・ニットは一部ユニセックス)の計29型。価格帯は、ウィメンズ、メンズともにアウター2,990円から5,990円、Tシャツ・ポロシャツ・ニット1,500円から2,990円、パンツ・スカート2,990円から4,990円、ワンピース2,990円から4,990円、ソックス390円、ハット・バッグ1,990円から3,990円など。ユニセックスを含むメンズ、ウィメンズともに4月20日より世界19ヶ国と地域にあるユニクロ店舗及び、ユニクロオンラインストアにて販売がスタートする。内、ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ MARK IS みなとみらい店、ユニクロ札幌エスタ店、ユニクロ仙台泉店、ユニクロ名古屋店、UNIQLO OSAKA、ユニクロ心斎橋店、ユニクロキャナルシティ博多店を始めとする全58店舗とユニクロオンラインストアでは、フルラインアップでの取り扱い。
最終更新: 4月11日