木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、世界中の絶滅危機に瀕した野生動物たちの姿を写真に収めてきたティム・フラックの『ENDANGERED 絶滅の危機にさらされた生き物たち』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。
■『ENDANGERED 絶滅の危機にさらされた生き物たち』ティム・フラック(Tim Flach)
世界中の絶滅危機に瀕した野生動物たちの姿を写真に収めてきた、ティム・フラック。
彼の日本初となる最新の写真集。人間は、視覚的なイメージからどのようにして他の生物に感情移入するかを探るティム・フラックの実験でもある本書。動物の写真と生息環境のエピソードを並行して追うことにより、その種が今、どのような環境に置かれているのかを知ることができる。
肖像画のように捉えられた動物たちの姿はまるで絵画のようであり、まっすぐにこちらを見つめてくるまなざしは、まるで人と対峙しているようである。読みすすめていくことによって沸き起こるさまざまな感情は、自然・動物・人間の関係性を考えるきっかけを与えてくれる。
また、Bunkamura ザ・ミュージアムでは3月11日まで「ルドルフ2世の驚異の世界展」を開催中。好奇心旺盛なコレクターであり、様々な生き物を集めた動物園も所有していたルドルフ2世。あわせてご覧頂きたい。
■『ENDANGERED 絶滅の危機にさらされた生き物たち』ティム・フラック(Tim Flach)
世界中の絶滅危機に瀕した野生動物たちの姿を写真に収めてきた、ティム・フラック。
彼の日本初となる最新の写真集。人間は、視覚的なイメージからどのようにして他の生物に感情移入するかを探るティム・フラックの実験でもある本書。動物の写真と生息環境のエピソードを並行して追うことにより、その種が今、どのような環境に置かれているのかを知ることができる。
肖像画のように捉えられた動物たちの姿はまるで絵画のようであり、まっすぐにこちらを見つめてくるまなざしは、まるで人と対峙しているようである。読みすすめていくことによって沸き起こるさまざまな感情は、自然・動物・人間の関係性を考えるきっかけを与えてくれる。
また、Bunkamura ザ・ミュージアムでは3月11日まで「ルドルフ2世の驚異の世界展」を開催中。好奇心旺盛なコレクターであり、様々な生き物を集めた動物園も所有していたルドルフ2世。あわせてご覧頂きたい。
【書籍情報】
『ENDANGERED 絶滅の危機にさらされた生き物たち』
著者:ティム・フラック
出版社:青幻舎
ハードカバー/336ページ/A4変判
言語:日本語、英語
発刊:2017年11月
価格:4,200円
【展覧会情報】
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」
会期:1月6日〜3月11日
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)、毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
休館日:2月13日
『ENDANGERED 絶滅の危機にさらされた生き物たち』
著者:ティム・フラック
出版社:青幻舎
ハードカバー/336ページ/A4変判
言語:日本語、英語
発刊:2017年11月
価格:4,200円
【展覧会情報】
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」
会期:1月6日〜3月11日
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)、毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
休館日:2月13日