糸井重里が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(略称:ほぼ日)」創刊15周年の展覧会「はたらきたい展。」が6月6日からパルコミュージアムで始まった。会期は17日まで。
本展は、「みうらじゅん語りおろし動画」、「東北の仕事論」など6つのテーマで構成。また、通常はウェブで買い物を楽しめる「ほぼ日ストア」が会場内のお土産コーナーとして登場。「東北の仕事論」で紹介されている企業の人気商品も購入できる。
会場では、過去の「ほぼ日」の仕事の他、現在進行中のプロジェクトを公開。「キギ(KIGI)」デザイナー・渡邉良重と「ほぼ日」が立ち上げた洋服ブランド「カクマ(CACUMA)」も展示されている。渡邉が洋服のデザインを行うのは初。20日のデビュー時には渡邉のグラフィックがプリントされたブラウスや麻のスカート、ワンピースなど27型が「ほぼ日」で販売される。
「(アーカイブで)ほぼ日史上最高のアクセスを記録したコンテンツは、ある大学生の就活の物語。今、若い世代の方たちが最も興味を持つテーマが何かと考えた時、やはり“はたらく”ことではないかと思い、このまじめなテーマをいかに楽しく表現できるかという点に力を入れた」とパルコ広報担当。
6月15日14時からは、「『なにもない』からの出発。」をテーマに、糸井重里と斉藤和枝(気仙沼・斉吉商店)、河野通洋(陸前高田・八木澤商店)によるトークイベントも開催予定。
【イベント情報】
「ほぼ日」が、働くことを考える。はたらきたい展。
会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1・3階)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
会期:6月17日まで
時間:10:00から21:00(最終日は18:00閉場・入場は閉場の30分前まで)
入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料