日本各地の旬のグルメや特産品が堪能できる、東京・新虎通りの商業施設「旅する新虎マーケット」。3ヶ月ごとにテーマと出展自治体が入れ替わり、1月9日から冬の章「明の春と開化～明治改元150年～」を開催中。山口県萩市・愛媛県松山市・鹿児島県薩摩川内市の3市が集結し、名物や名品を紹介している。

国内有数の三角州を擁する自然豊かな山口県萩市からは、伝統的な萩焼が登場。若手萩焼作家・田原崇雄の手がける美しいカラーコントラストのマグカップ（3,000円）や、松尾優子の作品「桜文夫婦湯呑」（5,000円）をラインアップ。贈り物にもおすすめのお酒は、お米の美味しさとキレの良さが人気の萩の美酒「岩崎酒造 長陽福娘 純米吟醸」（720ml/1,761円）、「岡崎酒造場 長門狭 純米吟醸」（720ml/1,761円）を用意。日本海に面した萩は漁業も盛んで、大漁旗で使う生地などを用いて仕立てられた、岩川旗店のトートバッグ（大・7,000円、中・4,800円）と手提げ袋（3,000円）といったユニークなアイテムも置く。

岩川旗店のトートバッグ（大・7,000円、中・4,800円）と手提げ袋（3,000円）

瀬戸内海に面した温暖な愛媛県松山市からは、普段使いにもおもてなしにも使える千山窯の「くらわんか茶碗」（1,981円）、「そば猪口」（1,210円）をピックアップ。日本三大絣のひとつ伊予絣をパッチワークにした「六角かすりクッション」（8,000円）はインテリア好きにおすすめしたい逸品だ。道後温泉で有名な土地だけに、入浴のひとときを彩る「YUIRO 富士桶」（7,500円）もセレクト。お風呂上がりに喉を鳴らす、「水口酒造 道後ビール ケルシュ」（330ml/520円）とセットで購入するのもいい。

「YUIRO 富士桶」（7,500円）
千山窯の「そば猪口」（市松 1,210円/つゆ草 881円）

鹿児島県北西に位置する薩摩川内市。同所でなんといっても外せない芋焼酎は、芋の旨味を残した味わいの「塩田酒造 六代目百合」（720ml/1,419円）を用意。もちろん焼酎を美味しくいただく、良質な真竹の酒器「すす竹酒器」（3,500円）「すす竹おちょこ」（1,500円）、竹ならではのフォルムを生かした「彩りタンブラー」（2,200円）もそろえる。竹を使ったものでは、優しい風合いの「竹紙ノート」（A4サイズ260円、B5サイズ160円）などもお目見えする。

「彩りタンブラー」（2,200円）

また会場では3月1日より、この季節ならではの桜の和菓子が勢ぞろい。桜の花を閉じ込めた菓子舗榮太楼の桜ゼリー（3個入り/973円）、桜葉入りの桜あんをカステラ生地で包んだ総本家 釣鐘屋本舗の釣鐘屋まんじゅう「桜あん」（5個入り/1,100円）、桜色のスポンジで大島桜と柚子を加えた小豆餡を巻いた一六本舗の「ひと切れ一六タルト（桜）」（3個入り/450円）、桜花の塩漬けを飾った桜色のきんつば中田屋の「きんつば さくら」（3個入り/560円）をラインアップ。販売期間はいずれも3月30日まで（中田屋のきんつば さくらのみ、3月6日まで）となり、スイーツ好きはぜひとも足を運んで味わってもらいたい。
菓子舗榮太楼の桜ゼリー（3個入り/973円）

一六本舗の「ひと切れ一六タルト（桜）」（3個入り/450円）