コンピューターのプリント基盤が綺麗に整頓され並ぶ、本作品。よく見てみると、電子部品がどこかで見たことのあるような並び方や形をしていることに気付くかもしれないが、それもそのはず。この作品はコンピューターの電子部品でニューヨーク・マンハッタンの街を再現した作品なのだ。制作したのは、ゼイド・メンク(Zayd Menk)。メンクは南アフリカ・ジンバブエの首都、ハラレにあるセントジョンズ・カレッジに通う17歳の高校生だ。
本作品は0.0635:100のスケールで制作された。プロジェクトは、まず初めに比率の綿密な計算からスタートした。インターネット上の様々なデータベースでマンハッタンに立ち並ぶ建物の大きさや角度などの情報をひたすら収集し、設定した比率へ当てはめ計算を繰り返した。計算のあとは、かき集めた電子部品を切り崩し実際の建物の形へ似させていく。形を整えたらホットグルーを使い土台へのり付けして少しずつ完成させていったそうだ。「電子部品を切る道具が弓のこしかなかったのが大変だったポイントだよ」と明るく語ってくれたコメントがなんとも可愛らしい。
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実は、本プロジェクトは学校のコースの一環で立ち上げられた。コースのトピックは「マンメイド」、人工物だったという。街について以前勉強をしていたのと、電子部品の廃棄についても最近学び始めたため、彼はそれらを一つにまとめてみたらどうかと思いついた。彼は以前からプリント基盤の見た目が小さな街並みみたいだと思っていたそうだ。制作期間は2017年6月末から9月末までの約3ヶ月。作品を学校で発表し、SNSにアップするとあっという間に話題となった。今後このような作品を作る予定はあるだろうかとメンクに聞いてみると、プランはあるとのこと。次はどんな都市か、はたまた全く違うものが電子部品でかたどられるのか、期待して待とう。
※本記事は (引用元: https://www.instagram.com/zaydmenk/、https://wirelessbiscuits.wixsite.com/zaydmenk)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
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実は、本プロジェクトは学校のコースの一環で立ち上げられた。コースのトピックは「マンメイド」、人工物だったという。街について以前勉強をしていたのと、電子部品の廃棄についても最近学び始めたため、彼はそれらを一つにまとめてみたらどうかと思いついた。彼は以前からプリント基盤の見た目が小さな街並みみたいだと思っていたそうだ。制作期間は2017年6月末から9月末までの約3ヶ月。作品を学校で発表し、SNSにアップするとあっという間に話題となった。今後このような作品を作る予定はあるだろうかとメンクに聞いてみると、プランはあるとのこと。次はどんな都市か、はたまた全く違うものが電子部品でかたどられるのか、期待して待とう。
※本記事は (引用元: https://www.instagram.com/zaydmenk/、https://wirelessbiscuits.wixsite.com/zaydmenk)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。