アーティスティック・ディレクター、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)によるジバンシィ(GIVENCHY)の2019年プレスプリングコレクションのルックが公開になった。
今シーズンのウィメンズは、伝統的なメンズのテーラリングに、シャープなショルダーやアシンメトリーなラインなど80年代の要素をミックスし、昼夜を問わない実用性を取り入れることで英国出身のクレアのルーツを描いている。また、生涯日本文化に関心を抱いていたユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)を継承するように、4月に来日したばかりのクレア・ワイト・ケラーの日本での旅から着想を得て、花火や漫画のプリントがファブリックに落とし込まれている。
メンズは、80年代、90年代からのアイデアを現代的にアレンジし、「the rebel」「the boy」「the gentleman」「the lover」という4つのキーワードからジバンシィ・マンを表現。キーアイテムは、リバーシブルのエンブロイダード・ツアージャケットやハンドトゥースのカーコート、シルクジャカードのイブニングジャケットなど。ガウンには柔道着のような袖が用いられ日本の影響も感じられる。