ナイキの過去と現在を巧みに融合させたスニーカー、ナイキ リアクト エレメント 87が登場

発売日:2018.06.21
2018.06.18
ナイキ独自のリアクト技術を採用したシューズ、「ナイキ リアクト エレメント 87」が、6月21日に発売される。

「ナイキ リアクト エレメント 87」(税込1万7,280円)
ナイキ リアクト エレメント 87は、一枚のフォームとドリルというシンプルな2つの要素を用いて、立つ、重心を動かす、歩く、駆け出すなど、日々の生活の中の様々な動きにおいて、足元の快適性を高めることを目標に、クッション性を最大限に活用したシューズとして開発された。

開発段階では、デザイナー達が各種の足圧分散図とドリルを手にしながら試行錯誤を重ね、どの厚さや密度が快適性を実現するのかをみつけて方向転換していった。
方程式をグラフィック化して示すようなタイルと呼ぶ要素を使って、素材密度や足圧分散図をもとに、ドリルの実験で作った異なる密度のミッドソールの形状をパターンにし、シューズのサイズに合わせて作るこの作業は、「ナイキ エピック リアクト フライニット」のデザインとよく似ている。

実際、少し目が細かく固めなソールのナイキ エピック リアクト フライニットのパターンは、ランニングシューズとしての機能性を実現するが、ナイキ リアクト エレメント87の目が粗めでゆるめなソールのパターンは、カジュアル向けシューズの柔らかい弾みを視覚的にも表現しており、原始的なアプローチから洗練された結果が生み出されている。
ナイキリアクトエレメント87のアウトソール
古いデザインを元に現代的な仕上がりを施したことは、リアクト エレメント 87のアッパーにも共通している。100%TPEの糸を使用したテキスタイルアッパーは、現代的な半透明素材だが、ハトメの仕様やヒールクリップは過去のアイコニックな製品を意識したもの。

リアクト エレメント 87 の原型に当たるのが、ナイキ インターナショナリスト。
ヒールクリップを注目してわかるように、1981年のオリジナルだけではなく、 後に作られたモデルも参考にされている。ナイキの過去、現在、未来に新しい解釈を加え、日常生活におけるフットウェアの可能性に対する期待が込められている。

ナイキ リアクト エレメント 87 については、フォームにドリルで穴を開けたものを元に、コンピュテーショナルデザインというフィルターをかけることで上記の使命を実現した。その結果、ナイキ リアクト テクノロジーに新しい形が生まれ、なじみ深いランニングシューズを斬新な視点から解釈することで、アバン ギャルドな新しいアッパーが出来上がった。

リアクト エレメント 87は、NIKE.COMおよび、一部のNIKE販売店にて販売予定。
編集部
ページトップへ