ブラックドレスをスタイリッシュ&モードに着こなす方法【大人のお呼ばれドレス事情--Tips.2】

PROMOTION
2018.08.29
銀座三越のドレスアップレンタルアプリ「カリテ(CARITE)」が、8月1日より期間限定でオープン(11月30日まで)。
FASHION HEADLINEではこれに伴い、レンタル可能な商品の紹介とともに、昨今のドレス事情を分析した対談を、テーマに沿ってお届けしています。今回はスタイリストの細沼ちえ氏に、ドレスアップにおける装いのヒントをもらいました。

【Tips.2】 ブラックドレスをスタイリッシュに着こなす方法とは


大人のドレスアップで頻出するブラックドレス。みんなと差がつけられ、且ついつもとガラリと雰囲気を変えるには、一体どうすればいいのだろうか。


スリーブレスドレス(レンタル価格 1万5,000円)、サテンキュロット(レンタル価格 1万2,000円)/ともにヘルムートラングその他、スタイリスト私物


FH編集部(以下、FH):歳を重ねるとスイートなカラーを避ける傾向にあり、結婚式に参列したら友人一同みんな“真っ黒”だった、なんてことも増えてきます。

スタイリスト・細沼ちえ(以下、細沼):ブラックドレスは大人だからこそ着こなせるアイテムでもあるので、必然とそうなってくるんですね。そこで今回は、「ヘルムートラング(HELMUT LANG)」のブラックドレスにパンツをレイヤードしたスタイルを提案しました。装いの場でワンピースにパンツを重ねるのは抵抗があると思うのですが、肌の露出を避けたい大人の女性にとっては、まさにうってつけのスタイリングといえます。


FH:ワンピースを着ていてもクールな雰囲気に映りますね! 

細沼:ワンピース1着で着こなすよりもパンツを合わせることで全体がグッと引き締まって、大人っぽさもモード感も増すんです。ちなみにシューズはレディライクなパンプスを選ばず、マニッシュなサンダルを取り入れました。肌を全部覆うと一気に野暮ったくなるため、つま先と足首を出して抜け感をプラスしています。





FH:ブラック×ホワイトの、思いきりの良さがカッコいい。この場合、アクセサリー選びも重要になると思います。

細沼:正統派のパールを合わせてももちろん素敵なのですが、デザインによってはブラックフォーマルに見えかねないという懸念もあり、より今年らしさを追求するなら、ゴールドやシルバーのメタリックなタイプが良いかなと。プレートデザインなど、ソリッド感のあるアクセサリーが一押しです。


FH:シェル型のメタリッククラッチを合わせたのも印象的です。

細沼:こういう遊びのあるアイテムも、若い子が持つとオモチャっぽく見えがち。でもモードなスタイリングに身を包んだ大人の女性が持つからこそ、スタイリッシュに映えるんですね。ブラックドレスはどうしても硬くなったり重く見えたりしがちなので、“小物で外す”ということも重要になってくると思います。




FH:レイヤード提案に加えアクセサリーや小物の選び方など、さまざまな工夫によってブラックドレスもぐんと新鮮になりますね。

細沼:クールなスタイリングは圧倒的に大人の女性の方が似合います。日本人のドレスアップはどうしても甘くなりがちなので、こういうルックをカッコよく着こなす大人が、もっと増えていって欲しいですね。





次回は「パーティーで浮かないメイク方法」をお届け。

【連載・大人のお呼ばれドレス事情】
<Tips.1>パーティーショールはもう卒業! 華やかなドレススタイルは“盛らずにコンパクト”がポイント
<Tips.3>パーティー映えする今どきメイクは“バッチリ”より“引き算”が鉄則
<Tips.4>普段使いのワンピースを、小物やアクセでパーティー仕様に
<Tips.5>気になる二の腕や腿のライン、上手にカバーする方法って?
<Tips.6>セルフで簡単にできるパーティーヘアにチャレンジしたい!


【プロフィール】
スタイリスト/細沼ちえ
青木寿里加氏に師事。2009年独立。現在、雑誌や広告などで幅 広く活躍中。インテリアやプロップのスタイリングも手掛ける。旅好きでも知られていて、民族衣装や海外の建築などからインスピレ ーションを受ける。



【問い合わせ】
カリテ(carite)
銀座三越3階
03-3535-9356
http://www.miguide.jp/carite/





--staff--
photographs : Hidetoshi Fukuoka
stylist:Chie Hosonuma
hair & make-up : Aya Murakami
model : Yuri Ishizaka(eva)
text:Maiko Hata
edit:FASHION HEADLINE





編集部
ページトップへ