8月29日にSpotiy Japanのサポートにより、w-inds.のスペシャルトークイベントが開催された。
本イベントは「【Spotify×w-inds.】「100」"全世界" Twitterシェアキャンペーン」の一環として実施。幸運にも選ばれた日本のファンの他にも、アメリカ、台湾、メキシコなど海外のファンもネット中継で参加した。
w-inds.の楽曲の再生数や、再生地域など、Spotifyがアーティストに視聴データを提供する「Spotify for Artists」を使って分析する他、メンバーとのQ&Aコーナーといった時間も設けられた。Spotifyとw-inds.がどういった取り組みを一緒にしてきたのか、貴重なトークイベントをレポートする。
「Spotify for Artists」を使った再生国別のランキング
拍手に包まれw-inds.の3人が登場し、イベントがスタートすると最初に表示されたのは57%と43%と表示された円グラフ。これは57%が海外、43%が日本のリスナーというのを表したもので、日本より海外のリスナーが多いといった事実にメンバーを始め、ファンも驚きを隠せなかった様子だ。国別の再生数もランキングで発表され、トップ5は1位日本、2位アメリカ、3位タイ、4位ブラジル、同率4位でフランスといった順位であることがわかった。香港などw-inds.と以前より交流のあるアジアの地域が上位に来ると予想していた3人は、まだツアーで回った経験のない国でも聴かれているので、ぜひ訪れてみたいと海外へのファンの拡がりに嬉しさをにじませて語った。
新曲発表時にファンと取り組んだシェアキャンペーン
その後w-inds.の過去楽曲をまとめた映像が流れ、画面にはSpotify上での楽曲再生数や視聴ユーザー数が書かれた折れ線グラフが表示された。新曲発表に絡めてSpotifyと取り組んだソーシャル・キャンペーンや、過去の全カタログが解禁になった際のグラフの上昇をみて、橘慶太は「聴いてくれてありがとうございます。今日はみなさんを称えに来ました」とサポートしてくれたファンに対して感謝の気持ちを伝えていた。従来ではこういった再生数や再生地域などのデータはアーティストが把握することは難しいことが多かったが、Spotifyが提供する「Spotify for Artists」を使うことによって、それらの詳細が把握しやすくなり、アーティストにとって効果的なプロモーションをする手助けになるだろう。また、プレイリストなどを介した海外リスナー拡大も、世界中で展開されているSpotifyならではの魅力だ。
その後は海外のファンも交えた質疑応答で親睦を深め、最後にイベントの締めくくりとして今後のw-inds.の活動についてのコメントを求められた千葉涼平は「ソロ活動が忙しい」と答え会場は爆笑。橘慶太が「今後もよりアップデートしたw-inds.を見せていきたい」とコメントを残し、終始和やかなムードに包まれるなかトークイベントは幕を閉じた。