伊勢丹新宿本店が提供する学びの場「ココイク(cocoiku)」が7月より夏学期をスタートする。
「ココイク」では、現場で活躍しているプロのクリエイターやスペシャリストなどを講師に招いてワークショップを開催。情報社会を生きるための知恵を身につける“メディア”、表現力や想像力を育む“アート”、身体的な感覚の知覚や表現を学ぶ“フィジカル”、親としての価値観を育てるための保護者向けの“教育”の4つの分野にわけて授業を実施する。3カ月全10回で一つの学期としており、春・夏・秋・冬の年4期で構成されている。
今回開始する夏学期では、39種類のクラスを用意。メディア分野では、仮想生物の3Dモデルを簡単に作れるシミュレーションシステムを使ってインターネット上で共同創作を体験。アート分野ではデザイナーの橋詰宗を招き、色や形といった目に見えるものだけでなく、言葉やルールなどの“目に見えないもの”をデザインできるものとして見直すことを促す。
フィジカル分野では“感じること”をテーマとし、音楽や言葉のリズムなどを通じて“見る、聞く、触れる”を楽しく体験。保護者へのレクチャーも行っており、全10回で歌いかけや読み聞かせなどがマスター出来る。教育分野ではアドラー心理学をベースに、コミュニケーションスキルの改善を図る。“親の無意識の表情や言動、信念が子どもにとってマイナスになっているとしたら”といった問題の解決など、親子や夫婦関係などの改善をサポートするプログラムとなっている。
さらに7月6日から8月31日にかけては、「cocoikuトライアルセミナー」を開催。芸術家のアトリエのように自由で、科学者の実験室のように刺激的な空間である「cocoikuアトリエ」で、子どもを自由に遊ばせることが出来る。学びのエキスパートである専任スタッフのサポートを得ながら遊ぶことで、知的好奇心の刺激や、想像力、言語、図形、数学などの力が身につけられる。時間制でのアトリエ貸出は初めての試みとなっており、参加費は1時間3,240円。
なお、6月第1週から第3週の土曜・日曜には、説明会やワークショップ体験なども実施。夏休みや休日の過ごし方の一つとして検討してみるのもいいだろう。