「ファッション ワールド 東京 2018 秋」が、10月22日から24日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。


春と秋、年2回の開催される「ファッション ワールド 東京」は、アパレルEXPO、バッグEXPO、シューズEXPO、アクセサリーEXPO、メンズファッションEXPOの5つの展示会で構成される、日本最大のファッションの総合展。同時開催されるファッションOEMEXPOと生地・素材EXPOからなる「ファッション 生産・素材ワールド 東京 秋」も含め、アパレル230社、シューズ210社など、過去最多となる世界40ヶ国、960社が出展。アパレルやシューズから、アクセサリー、バッグ、メンズファッション、ファッションOEM、生地・素材などの2019年春夏最新コレクションや2018-19年秋冬コレクションを紹介する。

今回の「ファッション ワールド 東京 2018 秋」では、上質なファクトリーブランドやイタリアの本革シューズ、スポーツファッションなどの2019年春夏新作や、岡山のデニム、和歌山のカットソー、琉球の藍染めなどのメイド・イン・ジャパン製品、ドイツやポルトガルの靴や革製品や南アフリカのバッグなど日本初上陸の製品が見所の一つ。デザイナーエリアにはファッションデザイナーやクリエーター80人が出展する。


また、毎回注目を集める、ファッション業界の第一人者によるセミナーは、36のセミナーを開催。過去最高の講師陣を迎え、「アパレル産業 次の10年」をテーマに、ライブの情報を紹介する。中でも今回話題となっているのが髙田賢三が登場する特別招待講演。2000年にケンゾー（KENZO）ブランドから退いた後も、様々な活動やコラボレーションを行うなど、現在も世界の第一線で活躍を続け、今年は自伝「夢の回想録」（日本経済新聞出版社）を出版した髙田がファッションディレクターの萩原輝美との対談形式による講演を行う。

デザイナー 髙田賢三
©MASARU MIZUSHIMA

10月23日 15:00～15:45
日本が誇る、世界的デザイナー髙田賢三氏が、ついに登壇

基調講演は4講演を開催。イーストランド島田昌彦社長と、クリエイティブ・ディレクションなど多岐にわたるプロジェクトに関わるクリエイティブディレクター源馬大輔による対談「世界を驚かせる! トップブランドになるための道とは? 」では、トップブランド創生のヒントなどが語られる。

（株）イーストランド 代表取締役 島田 昌彦、クリエイティブディレクター 源馬大輔

10月22日 13:00～13:45
対談：世界を驚かせる! トップブランドになるための道とは?

「リアルとECの融合がもたらす未来 〜ファッション小売 10年後の将来像〜」では、オムニチャネルコンサルタント逸見光次郎をモデレーターに迎え、ビームス EC統括部の矢嶋正明部長とアーバンリサーチの坂本満広WEB事業部部長、コメ兵の藤原義昭マーケティング統括部長の3人が各社の最新事例を元に、ファッション業界のECの将来像を展望する。

（株）ビームス EC統括部 部長 矢嶋正明、（株）アーバンリサーチ 執行役員 WEB事業部 部長 坂本満広
（株）コメ兵 執行役員 マーケティング統括部長 藤原義昭、オムニチャネルコンサルタント 逸見光次郎

10月24日 10:30～11:40
対談：リアルとECの融合がもたらす未来〜ファッション小売 10年後の将来像〜

特別講演としては14講演を予定。オーダーメイドの最高峰「ビスポーク」職人として注目されている花田優一と、講談社の『FORZA STYLE』編集長干場義雅による対談「靴のビスポークは広がるか? 」消費者嗜好の変遷とオーダーメード市場の可能性では、SPAに代表されるファッション大量生産時代に、なぜ人々は、一点物やオーダーメードにこだわるのか、モノではなく、ストーリーで商品を選ぶ時代に求められる感覚とは何か、ファッションメーカーのあるべき姿について語り合う。

FORZA STYLE編集長（株）講談社 干場義雅、靴職人 花田優一

10月23日 15:00～15:45
対談：「靴のビスポークは広がるか?」消費者嗜好の変遷とオーダーメード市場の可能性

スノーピーク山井太社長の講演「好きなことだけ! 」を仕事にする経営～熱狂的ファンはいかにして生まれたか～では、キャンパーとして「自分たちが心から欲しいものしか作らない」という信念と、徹底したユーザー目線で独自のものづくりを貫き、熱狂的ファンを生み出した山井社長が、スノーピークのブランドはいかにして培われてきたのか、大切にしてきた想い、これまでの歩み、未来について話す。

（株）スノーピーク 代表取締役社長 山井太

10月24日 13:00～13:45
「好きなことだけ! 」を仕事にする経営～熱狂的ファンはいかにして生まれたか～

産業を活性化させることを目的とした本展示会。年々拡大していく盛り上がりの様子を会場でぜひ体感してほしい。