ナイキとの新コラボを発表したオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™【2019春夏ウィメンズ】

2018.10.02

オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)が9月27日、リパブリック広場に程近いガレージで2019春夏ウィメンズコレクションショーを開催した。

現在までにアメリカのストリートスタイルとラグジュアリーの融合を試みてきたヴァージル・アブローVirgil Abloh)は、USオープンでセリーナ・ウィリアムス(Serena Williams)のウエアを手掛けたことをきっかけに、今季はパフォーマンスウエアとラグジュアリーのミックスに挑戦。“Track & Field”というテーマのもと、スポーティーなクチュールを提案している。

所々メッシュになったレーシーなニットドレスには、新しいウィメンズコレクションとしてナイキNIKE)とコラボレーションしたシースルーのタンクトップを合わせて、インナーをアウターとして着用するスタイリングを見せている。パフスリーブのイングリッシュレース製ドレスのインナーには、パフォーマンスウエアをコーディネートをしているが、これは、着用しているドレスを脱いでそのままランニングすることを想定しているのだとか。

レオタードとチュールの舞踏会用ドレスや、ボーンを入れたスカートとニットシャツのセットアップなど、クチュールを意識したルックは目を引いたが、コットンリネンジャケットといったテーラリングも美しく、ブランドの基礎となる確かな技術力を印象付けていた。
Tomoaki Shimizu
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