10月31日からスタートする、伊勢丹新宿店の「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」。本館5階では様々な店頭イベントが実施される他、この期間にのみ展開される特別アイテムも登場する。注目トピックをまとめて紹介しよう。
センターパーク/ザ・ステージ#5では、10月31日から11月6日の期間に「ジャポニズム~エマニュエル・サマルティーノが紡ぐフランスのエスプリと日本の伝統美~」が開催される。このイベントでは日仏友好160周年を記念して、フランスのトップメイクアップアーティストであり、有名フローリストでもあるエマニュエル・サマルティーノが、日本の伝統工芸品である鎌倉彫と西陣織をアートディレクションし、日本の伝統工芸の新たなるスタイルを提案する。
約800年の伝統を誇る鎌倉彫の老舗・二陽堂がリリースする新ブランドniyodo designからは、ブランドデザイナーの三橋鎌幽とともに、鎌倉時代より継承する技を使い、フランス文化を取り入れた美しい作品をラインアップ。フランス伝統のオートクチュール刺繍を使ったクラッチバッグや、エマニュエルとコラボレーションしたペンダントを発表する。
アクセサリーブランド・Matsuyoi(待宵)は、エマニュエルと人気作家の原田諭起子が制作した斬新なコサージュを披露する。日本の伝統工芸の中でも屈指の歴史を持つ京都西陣織のKYOGO社が、本イベントのために特別に織った生地を使用しており、その美しく繊細な表情に魅了される。
続く11月7日から13日までの1週間は、同所にて「美シキ日ヨウ品展」が開催される。木工を中心に、“使う・見る・触れる・買う”ことを提案。それぞれの作品の背景、ストーリー、作り手との交流を通じて、素材から生まれる温かみや美しさを感じられる展示を行う。
木工作家の渡邊浩幸からは、木目の美しいトレイ(1万7,000円)や、優しい手触りと軽さが魅力のカレースプーン、パスタフォーク(各2,800円)がお目見え。良いカタチを探し、手で確かめながら作られる作品は、一つひとつ木目が異なるのが特徴。創業90周年を迎える広島県の家具ブランド・マルニ木工からは、さらに「MARUNI60」のアームチェア(13万5,000円)が、この時期のみで展開されるのも見逃せない。
テキスタイルデザイン会社pole-pole(ポール トゥ ポール)の新しい感性と、山梨県織物整理株式会社の技術を掛け合わせた「POSTEXTILE」からは、クッションカバー(1万2,000円)、ポーチ(7,000円)、ペンケース(3,000円)、バッグ(2万2,000円)をラインアップ。商品は、pole-poleがデザインとディレクションを担い、山梨県織物整理が“ニードルパンチ”という加工を用いて布地を制作している。ニードルパンチは素材同士を針で刺し込み絡ませるという加工で、素材の組み合わせや配置、色彩で幾千もの表情を布地に与える。
マルニ木工が世界的なプロダクトデザイナーの深澤直人を開発パートナーに迎えて、2008年より発表している「HIROSHIMA」シリーズ。発表から10年の時を経て、日本が誇る名作椅子として世界中から愛される家具となったHIROSHIMAのアームチェアも、この時期に登場する。木に対する日本的な美意識や、生活文化のなかでそれらを活かしてきた技術を反映させ、自然の風合いに近いオイル仕上げを用いた椅子は、“一生涯の定番もの”に値する誉れ高き作品だ。
佐賀県佐賀市において、伝統技法を用いて織り続けられている鍋島緞通からは、江戸時代末期に実際に使われていた柄をリプロダクトした、最高級絨毯が披露される。鍋島緞通の特徴はすべてが木綿でできていることに尽き、経糸・緯糸・織込糸まですべて木綿で作られた絨毯は、世界を見渡しても非常に珍しいという。江戸時代から現代へと蘇らせた絨毯は、モダンな世界観にもマッチする洗練されたラグへと見事に昇華させている。
イベントでめぐり合う日本の技法
センターパーク/ザ・ステージ#5では、10月31日から11月6日の期間に「ジャポニズム~エマニュエル・サマルティーノが紡ぐフランスのエスプリと日本の伝統美~」が開催される。このイベントでは日仏友好160周年を記念して、フランスのトップメイクアップアーティストであり、有名フローリストでもあるエマニュエル・サマルティーノが、日本の伝統工芸品である鎌倉彫と西陣織をアートディレクションし、日本の伝統工芸の新たなるスタイルを提案する。
約800年の伝統を誇る鎌倉彫の老舗・二陽堂がリリースする新ブランドniyodo designからは、ブランドデザイナーの三橋鎌幽とともに、鎌倉時代より継承する技を使い、フランス文化を取り入れた美しい作品をラインアップ。フランス伝統のオートクチュール刺繍を使ったクラッチバッグや、エマニュエルとコラボレーションしたペンダントを発表する。
アクセサリーブランド・Matsuyoi(待宵)は、エマニュエルと人気作家の原田諭起子が制作した斬新なコサージュを披露する。日本の伝統工芸の中でも屈指の歴史を持つ京都西陣織のKYOGO社が、本イベントのために特別に織った生地を使用しており、その美しく繊細な表情に魅了される。
【イベント情報】
ジャポニズム~エマニュエル・サマルティーノが紡ぐフランスのエスプリと日本の伝統美~
会期:10月31日〜11月6日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5
ジャポニズム~エマニュエル・サマルティーノが紡ぐフランスのエスプリと日本の伝統美~
会期:10月31日〜11月6日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5
続く11月7日から13日までの1週間は、同所にて「美シキ日ヨウ品展」が開催される。木工を中心に、“使う・見る・触れる・買う”ことを提案。それぞれの作品の背景、ストーリー、作り手との交流を通じて、素材から生まれる温かみや美しさを感じられる展示を行う。
木工作家の渡邊浩幸からは、木目の美しいトレイ(1万7,000円)や、優しい手触りと軽さが魅力のカレースプーン、パスタフォーク(各2,800円)がお目見え。良いカタチを探し、手で確かめながら作られる作品は、一つひとつ木目が異なるのが特徴。創業90周年を迎える広島県の家具ブランド・マルニ木工からは、さらに「MARUNI60」のアームチェア(13万5,000円)が、この時期のみで展開されるのも見逃せない。
【イベント情報】
美シキ日ヨウ品展
会期:11月7日〜11月13日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5
美シキ日ヨウ品展
会期:11月7日〜11月13日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5
ここでしか出合えない特別なもの
テキスタイルデザイン会社pole-pole(ポール トゥ ポール)の新しい感性と、山梨県織物整理株式会社の技術を掛け合わせた「POSTEXTILE」からは、クッションカバー(1万2,000円)、ポーチ(7,000円)、ペンケース(3,000円)、バッグ(2万2,000円)をラインアップ。商品は、pole-poleがデザインとディレクションを担い、山梨県織物整理が“ニードルパンチ”という加工を用いて布地を制作している。ニードルパンチは素材同士を針で刺し込み絡ませるという加工で、素材の組み合わせや配置、色彩で幾千もの表情を布地に与える。
【イベント情報】
POSTEXTILE
会期:10月31日〜11月13日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=リビング/インテリア
POSTEXTILE
会期:10月31日〜11月13日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=リビング/インテリア
マルニ木工が世界的なプロダクトデザイナーの深澤直人を開発パートナーに迎えて、2008年より発表している「HIROSHIMA」シリーズ。発表から10年の時を経て、日本が誇る名作椅子として世界中から愛される家具となったHIROSHIMAのアームチェアも、この時期に登場する。木に対する日本的な美意識や、生活文化のなかでそれらを活かしてきた技術を反映させ、自然の風合いに近いオイル仕上げを用いた椅子は、“一生涯の定番もの”に値する誉れ高き作品だ。
佐賀県佐賀市において、伝統技法を用いて織り続けられている鍋島緞通からは、江戸時代末期に実際に使われていた柄をリプロダクトした、最高級絨毯が披露される。鍋島緞通の特徴はすべてが木綿でできていることに尽き、経糸・緯糸・織込糸まですべて木綿で作られた絨毯は、世界を見渡しても非常に珍しいという。江戸時代から現代へと蘇らせた絨毯は、モダンな世界観にもマッチする洗練されたラグへと見事に昇華させている。
【問い合わせ先】
伊勢丹新宿店本館5階=リビングルーム
03-3352-1111(大代表)
URL:https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/shops/living/livingroom.html
伊勢丹新宿店本館5階=リビングルーム
03-3352-1111(大代表)
URL:https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/shops/living/livingroom.html