6月3日から9日にかけて、伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で、ブラジルのファッション、フード、カルチャーを紹介するイベント「ブラジル・ファンタスチコ!祝彩楽園 ブラジル」が開催される。
日本とブラジルの外交関係樹立から120周年を迎える今年は、ブラジルの自然をクローズアップ。豊かな緑や海が織りなす景色の中で築かれた色鮮やかな世界観を五感で楽しめる内容となっている。
同店本館1階のザ・ステージでは、ブラジル出身の報道写真家、セバスチャン・サルガドによる写真集『Genesis』(60万円)を販売。この夏にはサルガドの魅力に迫るドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』の日本での公開も皮切りゆえ、これを機にチェックしたい巨匠だ。こちらの写真集は、世界限定2,500部で発行され、建築家・安藤忠雄デザインのブックスタンドも付いている。
他にも、ブラジル天然石を落とし込んだジュエリーや、現地に自生する黄金の草“カッピンドウラード”で編んだビオジュエリーなどを展開し、ブラジルの自然の持つ多様な魅力を紹介する。
陽気な国民性で知られるブラジルのファッションを体感するなら、同館2階をチェックしよう。“カリオカスタイル”と呼ばれるロコガール達は、水着の上にワンピースやニットを羽織るスタイルが得意。この夏マネしたくなるような水着+ファッションのスタイリングをビーチサンダルやバッグも含めて紹介する。
さらに、本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3では、世界を舞台に活躍する日系3世のブラジル人アーティストJUM NAKAOが手掛けた一点ものドレスを紹介。どれも、日本古来の大麻布を蘇らせたテキスタイル「麻世妙(まよたえ)」を使い、今回のイベントのために製作されたものだ。
同店がブラジルの魅力にスポットを当てたイベントの開催するのは、昨年に続き2度目となる。今年はブラジルならではの料理や、ブラジル原産のアサイーを使用したビールをはじめ、個性的な全9種類のクラフトビールを用意。ファッションやカルチャーはもちろんのこと、食からもブラジルの魅力を堪能出来ることだろう。