伊勢丹新宿店は、5月20日~26日まで、フランスの食文化を中心に紹介する「フランス展」を同店本館6階、7階催物会場で開催する。
今年で10回目となる同展は「Bonjour France!~本物・本質のアール・ドゥ・ヴィーヴル(暮らしの美学)~」をテーマに、フランス南西部ボルドー地方にフォーカス。伊勢丹が在日フランス商工会議所との合同開催という形で実施される。
中でも注目は、“キャビアの食べ比べ”だ。フランス南西部を流れるジロンド河から引いた水でチョウザメを養殖し、キャビアの生産を行う「ストゥーリア(STURIA)」は、フランス産キャビアの“バエリ(シベリアチョウザメ)”2種類、“オシェトラ(ロシアチョウザメ)”1種類、合計3種類のキャビアを食べ比べすることができるセット(各日80点限定販売/5,000円)を、シャンパンと共にイートインコーナーで提供する。
さらに、フランス料理の学校として100年以上の歴史を誇る「ル・コルドン・ブルー(LE CORDON BLEU)」からは、ランチメニューとして“アシェット・ペリグルディン”(1,705円)が登場。コース内容は、マグレ・カナル・フュメ、フォアグラ、トリュフ・オイル、自家製パン。(ランチタイムは午前11時~午後3時まで、ラストオーダーは午後2時30まで。最終日のみ、午前11時から午後1時30分まで、ラストオーダーは午後1時まで)尚、メニューのフォアグラは、キャスタン社(CASTAING)のものを使用している。
また、同展限定で紹介されるのは、フランスを拠点としてナチュラルチーズを手掛ける「ブレスブルージャポン(Bresse Bleu Japon)」の“ボンジュール・ド・フランス カマンベール”(125g:741円)。三越伊勢丹担当バイヤーによれば、マイルドな味わいのこのチーズにマッチするワインは、ボルドーのマルゴー村で造られた赤ワイン「ゴンザック・リュルトン」のシャトー・デュルフォール・ヴィヴァン2007(60点限定/8,500円)だそうだ。
ボルドーの修道院で誕生したというフランス菓子「カヌレ・ド・ボルドー(Canneles de Bordeaux)」のカヌレ(各日400個限定/250円)も発売。外側はしっかり焼き上げられ、内側はもっちりとやわらかなこのカヌレには、エレガントなタンニンが心地よいボルドーワイン「シャトー・レ・セペ(Chateau LE SEPE)」のシャトー・レ・セペ キュヴェ クラシック2011(120点限定/2,200円)がマッチするはずだ。
このほか、「ラ・シャンテラコワーズ」からは、フランスで唯一手作りのレシピを継承するビスコット職人が、特別にチョコレートでくるんだという、伊勢丹限定缶入りのビスコット(400点限定、1人2点まで/4,300円)が登場。「ムリエラック」マカロン(400点限定、1人2点まで/5,000円)は、外はさっくり、中はしっとりの飽きのこない素朴な味わいが楽しめる。