身近なプラスチックごみについて考え直すアートプロジェクトが横浜・象の鼻テラスで開催

開催日:2019.01.22-02.03
2019.01.10
横浜にある象の鼻テラスでは、プラスチックの現状を捉え直し、プラスチックごみに関する気づきを鑑賞者に提示する「OUR PLASTIC展」を、1月22日から2月3日まで開催する。

ヘルシンキのプロジェクトメンバーが1週間の生活で使用したプラスチックごみ
昨今、海洋汚染を防止する意識の高まりからストローなどプラスチック製品を削減する動きが広がり、環境に配慮した生活を選択する機運が世界的に高まっている。このような風潮を受け、象の鼻テラスでは既にショッパーや使い捨てスプーン、フォークやマドラー等を紙や木製等に切り替え、おしぼりやドリンクの蓋なども順次対応をしてきた。

展は、象の鼻テラスを拠点とした、創造的な街づくりを推進する世界各地の港町との文化交流プロジェクト「ポート・ジャーニー・プロジェクト」のメンバーとともに、身近なプラスチックの利用について考え直すアートプロジェクト。展示全体構成は、プロジェクトメンバーであるスイスデザインニットのso+baが担当。世界約10ヶ国からの“オリジナル”で“リアル”なプラスチックごみを展示し、そのライフスタイルの相違からプラスチックごみ問題が世界で起きていることとして再認識を促す。

また、日常に溢れているプラスチックを無意識的にではなく、扱い方をよく考え、より減らしていく選択を取る来場者が増えるよう“私たちのプラスチック”を考えるきっかけを提示する。他にも、プラスチックの現状を伝えるパネル展示を行い、週末には使用済みプラスチックをつかったワークショップや、海とリサイクルを考えるトークイベント、海洋プラスチックについてのドキュメンタリー映像の上映などが行われる予定となっている。

【展覧会情報】
ポート・ジャーニー・プロジェクト「OUR PLASTIC展」
会期:1月22日〜2月3日
会場:象の鼻テラス
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1丁目
時間:10:00〜18:00
料金:無料
編集部
  • ヘルシンキのプロジェクトメンバーが1週間の生活で使用したプラスチックごみ
  • サンディエゴ(アメリカ)のプロジェクトメンバーから届いた 1 週間分・1 家庭のプラスチックごみ
  • 横浜(日本)のプロジェクトメンバーから届いた 1 週間分・1 家庭のプラスチックごみ
  • so+ba
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