編集部の心をきゅんと掴んだ、7つのニューカマーブランドをピックアップしてご紹介。第5弾は、今季デビューした「エイカ ヨシナリ(Eica yoshinari)」。デザイナーが思い描く、しなやかな女性像に思いを馳せながら身にまといたいピュアな服。
春の訪れ、朝、もしかしたら新世界かもしれない。
何か物事の始まりを感じさせるようなムードを漂わせるイメージビジュアルに惹かれ、引き込まれるように出会ったエイカ ヨシナリ。
デザイナーの吉成リカは、アパレルメーカーにてキャリアを積み、自身が思う女性らしさを追求していく中でブランドの設立に至った。
ファーストシーズンとなる今回の2019年春夏コレクションは、「Nature poetry」をテーマに、花や植物の奔放な色彩や装飾性、控えめな光沢感や大地のドライな凹凸を、シルク、コットン、リネンなどの天然素材や後染めのボタニカルダイを用いて、エアリーでしなやかな女性らしさを表現。
「今季は、常日頃から興味のあったアール・ヌーヴォー時代の建築や、エミール・ガレのガラス工芸品などから着想を得ました。ガレの工芸には、繊細で華奢でありながら過度ではない美しさを感じます」と、デザイナーの吉成。
ブランドの軸となるアイテムはドレス。デザイナー自身、その着こなしにもこだわりがあるとのことで、イチオシのコーディネートを聞いてみた。
「ドレスは、基本、1枚で着て綺麗に見えるよう襟ぐりやシルエットを気にしながらデザインしています。そのため、どんな靴を合わせるのかで、コーディネート全体のイメージが大きく変わってくるはず。今シーズンは全体的に天然素材を多く使用しているので、ミドルブーツやスクエアトゥのシューズなど、少しマニッシュな要素のある靴との組み合わせが素敵かなと、個人的には思っています。私はパイソンブーツなどを合わせたいです」
女性を美しく魅せるスマートなデザインの中に、心の奥深くに眠る“女の子”の心を呼び覚ましてくれるピュアなディテールを垣間見せてくるコレクションは、きっと多くの“大人の女性”の心を掴むだろう。1シーズン目ながら、こんなにも心踊るコレクションに出会ったのは久しぶりかもしれない。今後の展開にも期待しながら、まずは、春夏の装いにエイカ ヨシナリを選ぶことから始めたいと思う。
Eica yoshinari
春の訪れ、朝、もしかしたら新世界かもしれない。
何か物事の始まりを感じさせるようなムードを漂わせるイメージビジュアルに惹かれ、引き込まれるように出会ったエイカ ヨシナリ。
デザイナーの吉成リカは、アパレルメーカーにてキャリアを積み、自身が思う女性らしさを追求していく中でブランドの設立に至った。
ファーストシーズンとなる今回の2019年春夏コレクションは、「Nature poetry」をテーマに、花や植物の奔放な色彩や装飾性、控えめな光沢感や大地のドライな凹凸を、シルク、コットン、リネンなどの天然素材や後染めのボタニカルダイを用いて、エアリーでしなやかな女性らしさを表現。
「今季は、常日頃から興味のあったアール・ヌーヴォー時代の建築や、エミール・ガレのガラス工芸品などから着想を得ました。ガレの工芸には、繊細で華奢でありながら過度ではない美しさを感じます」と、デザイナーの吉成。
ブランドの軸となるアイテムはドレス。デザイナー自身、その着こなしにもこだわりがあるとのことで、イチオシのコーディネートを聞いてみた。
「ドレスは、基本、1枚で着て綺麗に見えるよう襟ぐりやシルエットを気にしながらデザインしています。そのため、どんな靴を合わせるのかで、コーディネート全体のイメージが大きく変わってくるはず。今シーズンは全体的に天然素材を多く使用しているので、ミドルブーツやスクエアトゥのシューズなど、少しマニッシュな要素のある靴との組み合わせが素敵かなと、個人的には思っています。私はパイソンブーツなどを合わせたいです」
女性を美しく魅せるスマートなデザインの中に、心の奥深くに眠る“女の子”の心を呼び覚ましてくれるピュアなディテールを垣間見せてくるコレクションは、きっと多くの“大人の女性”の心を掴むだろう。1シーズン目ながら、こんなにも心踊るコレクションに出会ったのは久しぶりかもしれない。今後の展開にも期待しながら、まずは、春夏の装いにエイカ ヨシナリを選ぶことから始めたいと思う。