伊勢丹新宿店地下1階の食品フロアに店を構える、テイクアウト型鮨専門店「スシ・アベニュー・ケイズ(Sushi Avenue K’s)」では、“食用花ロール”を販売し、注目を集めている。
スシ・アベニュー・ケイズは、鮨のテイクアウト事業や外食事業を運営する「京樽」が手掛ける“新感覚”の鮨専門ショップ。海苔巻(ロール)や裏巻き鮨(※一般の海苔巻とは異なり、海苔が内側で酢飯が外側に巻かれた海苔巻)を中心に、定番のちらし鮨や押し鮨などを販売。関東では伊勢丹新宿店、関西ではJR京都伊勢丹にショップを構えている。
今回、同ショップから発売されるのは、“食べることができる花(エディブルフラワー)”が入ったフラワーロールの海苔巻(400円)だ。“シュリンプサラダ”と“鮪アボガド”の2種類があり、それぞれのロールには、パンジー(スミレ科)、プリムラ(サクラソウ科)、カレンジュラ(キク科)、ホウセンカ(ツリフネソウ科)、スナップドラゴン(ゴマノハグサ科)など、食用の花が入り、サラダや、きゅうり、アボガドのグリーン系ロールに鮮やかな挿し色が添えられている。食用花は一般的に栄養素も野菜と同様、ビタミンが豊富に含まれているというからヘルシーだ。母の日にむけたプチプレゼントにも良いかもしれない。
この斬新なフラワーロールを販売することについて、スシ・アベニュー・ケイズの上野店長は、「押し鮨や巻物のような伝統ある上方の鮨も大切にしながら、“日本の鮨の新しい基軸”を提案することで、国内海外を問わず、新しいお客さまにご利用いただける店を目指したい」と話す。
このほか、同ショップで人気のロールは、鮪や海老などが巻かれ、アボガドや数の子バラコがトッピングされたカリフォルニアロール(400円)、本鮪のたたきや大葉が巻かれ、本鮪のトロや赤身、アボガドがトッピングされた、本鮪の三色ロール(573円)、エンガワロール(400円)、穴子チーズロール(400円)などだ。