銀座三越が手掛けるファッションシェアリングサービス「カリテ（CARITE）」は、結婚式や会食への出席など、毎回購入するのはちょっと大変な、特別な日の上質な装いをアプリを使って手軽にレンタルできるサービス。

「カリテ」でレンタルできる商品を用いて、イチオシのお呼ばれ服のコーディネートを5つのテーマに沿ったコーディネートを5回にわたりお届け。今回は、ついに最終回。第5回目のドレスアップレクチャーです。

【Tips.5】さりげなく、シンプルに
大人のドレスアップはバックスタイルで差をつける

結婚式や会食、卒入学のシーンなど、お呼ばれの場において、一枚まとうだけできちんと感が生まれ、シックなドレスアップが叶う“シンプルさの中にこだわりが見える大人のドレス”って意外と見つからない。

程良い肌見せで抜け感? レースを豊富に使ったフェミニンドレス? かわいすぎるドレスも気分じゃない……と「カリテ」にいらっしゃるお客さまからもお探しの声が多い、大人のための“シンプルでシックなお呼ばれドレス”。

今回は、「カリテ」でも大人気の「アドーア（ADORE）」のバックプリーツドレスをご紹介。


ドレス（レンタル価格：1万5,000円）/ アドーアクラッチバッグ（レンタル価格：4,000円）/ ソワールその他、スタイリスト私物

”かわいい”はしっくりこない、だけど無難な服は気分じゃない。そんなおしゃれな大人の女性にぜひチェックして欲しいのが、この「アドーア」のバックプリーツドレス。

洗練されたムードの漂う、シンプルでエレガントなこのドレスは、一見シンプル。フロントだけ見ると、クルーネックのストレートシルエットのワンピースドレス。しかしバックスタイルは動くたびに軽やかにゆれる、プリーツのデザインが素敵な一着です。




プリーツは、アシンメトリーのデザインで、単調になりがちなバックスタイルにリズムを生み出す。

普段あまり目にすることがないだけに、気になる自分の後ろ姿。だけど、このドレスならプリーツで背中のシルエットをカバーしながら、リズミカルに視線を誘導してくれるから後ろ姿にも自信が持てる。ハレノヒは、凛とした背中美人の私で過ごそう。

また、袖は八分丈の仕様で、ほっそりした手首をさりげなくのぞかせることができ、ブレスレットやバングルなどのジュエリーをつけてもスマートに決まる。加えて、前後身頃共にシワになりにくい素材を採用している点も見逃せない。まさに女性にとって嬉しいポイントが詰まったドレスなのです。

なお「カリテ」では、今回紹介のベージュの他に、ブラックとネイビーの取り扱いも。こちらも、ぜひチェックしてみて。

最後に、「アドーア」のバックプリーツドレスをより素敵にきこなせる、コーディネートポイントをまとめてチェック!

Coordinate point note

ピアスはスタイリスト私物
シンプルなドレスこそ、自分らしいコーディネートを心がけたい。とは言っても、ドレスの持つ洗練されたムードを生かすなら、盛り込みすぎはNG。一点投入でオリジナリティやモードなエッセンスをプラスできる、モダンなアート作品を彷彿とさせるジュエリーをチョイスしてみて。




シューズはスタイリスト私物

今回は、都会的なベージュカラーのドレスに、スパイスを加えるようにちょっぴり大胆な赤のパンプスをコーディネート。ジュエリーもバッグもメイクもニュートラルにまとめて、靴だけでアクセントを入れるのってとってもおしゃれ。特別な日には、足元のスタイリングまで抜かりなく。



これまでのドレスアップレクチャーも合わせてチェックしてみて。【大人のお呼ばれドレス事情2019 / Tips.1〜4】は、こちらから!

【大人のお呼ばれドレス事情2019 / Tips.1】
この抜け感が今っぽい! ドレッシーなコンビネゾンで、動きやすいドレスアップ

【大人のお呼ばれドレス事情2019 / Tips.2】
仕事の会食やレセプションパーティーの席に、さりげなく華を添えるドレスアップ

【大人のお呼ばれドレス事情2019 / Tips.3】
ジャケットを羽織ってレディなドレスアップ

【大人のお呼ばれドレス事情2019 / Tips.4】
ニュアンスで差がつく、エアリーなレースのブラックドレス


--staff--
photography : Takahiro Idenoshita
styling：Itsuka Watanabe
hair & make-up : Kentaro Katsu
model : NATANE（LIGHT management）
text & edit：FASHION HEADLINE