数多くの作品が日本でも親しまれている絵本作家、レオ・レオーニの展覧会「みんなのレオ・レオーニ展」が、7月13日から9月29日まで新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて開催。
赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれている。作者のレオ・レオーニは、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れた。ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて描いた。
「みんなのレオ・レオーニ展」では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、約200点の作品と重ね合わせながら紹介する。
会場は、レオーニの人生をめぐる4つのキーワードで構成。1章「レオとアート」では、レオーニとアートの関わりをテーマに、自分の思いを投影させた絵本原画を中心に紹介。初めての個展に出品した作品や、9歳の誕生日プレゼントの思い出から生まれた油絵なども展示する。
2章「自分探し」では、自分が自分であることをポジティブに描き出し、私たちに生きる勇気を与えてくれる絵本を展示。特別コーナーとして初来日の『スイミー』の原画も紹介する。計5点の原画は絵本『スイミー』の絵とは少し異なり、絵本のパネルと比較しながら鑑賞できる。
3章のテーマは「平和を求めて」。“平和の大切さ”を表した絵本を取り上げる他、グラフィック・デザインの仕事から「芸術家は、作品を通して社会に貢献しなければいけない」というレオーニの思いをたどる。またレオーニの最初の絵本で、子どもの本に初めて抽象表現を持ち込んだ『あおくんときいろちゃん』の誕生秘話をパネルで紹介する。
「リアル?フィクション?」と題した4章では、リアルとフィクションが入り混じった絵本や、実在する人と実在しない人を描いた「想像肖像」シリーズの油絵、架空の植物をモチーフにした「平行植物」シリーズを紹介する。
作品展示の他にも、レオーニの絵本を読んだり、絵本の世界を映像や造作物で体感したりなど、親子で楽しめるコーナーも設置。7月16日から21日は「トークフリーウィーク」として声の大きさを気にせずにおしゃべりしながら作品鑑賞を楽しめるので、子ども連れでも気兼ねせず来館できる。
赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれている。作者のレオ・レオーニは、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れた。ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて描いた。
「みんなのレオ・レオーニ展」では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、約200点の作品と重ね合わせながら紹介する。
会場は、レオーニの人生をめぐる4つのキーワードで構成。1章「レオとアート」では、レオーニとアートの関わりをテーマに、自分の思いを投影させた絵本原画を中心に紹介。初めての個展に出品した作品や、9歳の誕生日プレゼントの思い出から生まれた油絵なども展示する。
2章「自分探し」では、自分が自分であることをポジティブに描き出し、私たちに生きる勇気を与えてくれる絵本を展示。特別コーナーとして初来日の『スイミー』の原画も紹介する。計5点の原画は絵本『スイミー』の絵とは少し異なり、絵本のパネルと比較しながら鑑賞できる。
3章のテーマは「平和を求めて」。“平和の大切さ”を表した絵本を取り上げる他、グラフィック・デザインの仕事から「芸術家は、作品を通して社会に貢献しなければいけない」というレオーニの思いをたどる。またレオーニの最初の絵本で、子どもの本に初めて抽象表現を持ち込んだ『あおくんときいろちゃん』の誕生秘話をパネルで紹介する。
「リアル?フィクション?」と題した4章では、リアルとフィクションが入り混じった絵本や、実在する人と実在しない人を描いた「想像肖像」シリーズの油絵、架空の植物をモチーフにした「平行植物」シリーズを紹介する。
作品展示の他にも、レオーニの絵本を読んだり、絵本の世界を映像や造作物で体感したりなど、親子で楽しめるコーナーも設置。7月16日から21日は「トークフリーウィーク」として声の大きさを気にせずにおしゃべりしながら作品鑑賞を楽しめるので、子ども連れでも気兼ねせず来館できる。
【展覧会情報】
みんなのレオ・レオーニ展
会期:7月13日〜9月29日
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
時間:10:00〜18:00 ※入館は17:30まで
休館日:月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館)
料金:一般1,300円(1,100円) 大学生900円(700円) 高校生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示の本人とその付添人1名は無料、被爆者健康手帳を提示の方は本人のみ無料。前売券は7月12日まで販売。
※掲載画像の無断転載禁止みんなのレオ・レオーニ展
会期:7月13日〜9月29日
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
時間:10:00〜18:00 ※入館は17:30まで
休館日:月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館)
料金:一般1,300円(1,100円) 大学生900円(700円) 高校生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示の本人とその付添人1名は無料、被爆者健康手帳を提示の方は本人のみ無料。前売券は7月12日まで販売。