ユニクロ(UNIQLO)が、スマートフォンアプリ「UTme!」でデザインしたTシャツをアプリ上で販売出来る新サービス「UTme!マーケット」を開始した。
「UTme!」はユニクロが昨年5月にスタートした、誰でも簡単にオリジナルTシャツやトートバッグが作れるアプリ。ベースになる機能は好きなイラストや写真をペースト出来る「PHOTO」、文字を入力出来る「TYPOGRAPHY」、指先で絵の具のようなペイントが出来る「PAINT」。これらに端末を振ることでインクを飛び散ちらせる「SPLASH」を始めとした3つ効果を用いて、オリジナル・デザインを完成させる。
さらにマーケットのオープンに合わせて、Tシャツのボディタイプではメンズ、キッズに加え、ウィメンズが新たに登場。カラーパレットも従来のホワイトに加えてブラック、ネイビーが選択可能となった。
また、アーティストのような加工が簡単に出来るエフェクト「MoMA」が新登場。画像をユニークにぼかす「EARLY MODERN」と、イメージを切り取ってバラバラに再配置する「COLLAGE」の2パターンを用意した。俳優で“画伯”とも呼ばれる田辺誠一がデザインした「かっこいい犬。もっちー」、「コカ・コーラ」などのキャラクタースタンプも新たに展開される。
「UTme!マーケット」では、これらアプリで制作したアイテムをオンライン上で販売。他のユーザーが購入すると、1枚につき300円のデザイン費がもらえる。なお、人気の高いデザインはランキング形式で発表される予定だ。
その他、同サービスの開始を記念して、陣内智則を始めとする芸人による「よしもとコラボレーションモデル」や、女性誌『non-no』のモデルたちがデザインした「non-noコラボレーションモデル」などを展開。これに20人のクリエイターが手掛けたTシャツが加わり、マーケットのオープンに合わせて出品される予定だ。
また、ラッパーの鎮座DOPENESSの曲をベースに「UTme!」や「UTme!マーケット」の使い方を紹介するムービーを公開。5月11日までの期間限定で、「UTme!」でアイテムを購入すると、全品200円引きで提供するキャンペーンも実施中だ。