ユニークなフォルム、ドラマティックな素材、自由な感性で描かれたアート。力強いアティテュードを放つ、アート性の宿るドレスやバッグに思わず目を奪われて、装う瞬間再び恋に落ちる。
FASHION HEADLINEの8月のテーマは「アート」。今回はアートとしての側面を秘めたファッションアイテムをピックアップ。
装うアート。
思わず目を奪われたアーティーなアイテム
プロペラのような半円の羽がアシンメトリーにあしらわれたロエベの2019-20年秋冬新型バッグ。一目で誰もが愛おしさを覚える印象的なフォルムはジョナサン・アンダーソンならではの遊び心。このユニークなプロペラはスカルキャップへも形を変えて、今季ロエベのランウェイでは注目の的に!
バッグ「ポスタル ウィングス スモール バック」(H13.5×W17×D8.5cm)27万5,000円
バッグ「ポスタル ウィングス スモール バック」(H13.5×W17×D8.5cm)27万5,000円
/ ロエべ(ロエベ ジャパン カスタマーサービス TEL:03-6215-6116)
エディ・スリマンと新進気鋭のアーティスト、アネリ・サナイエ・ヘンリクソンの感性の融合により生まれたセリーヌのウォレット。アネリのシグネチャーである“目”と“唇”をモチーフにしたアートワーク「TELEPATHIC LOVE」のエネルギッシュなスピリットを感じて。
ウォレット(H9×W11cm)6万2,000円
/ セリーヌ バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401)
新クリエイティブ・ディレクター、ダニエル・リーが手掛けるボッテガ・ヴェネタの新コレクションより、ミラノにある建築物のドアノブをモチーフにしたバッグが登場。メタルのインダストリアルな質感と構造的なフォルム、まさにバッグそのものがアート作品。
バッグ(H11.5×W21.5×D4cm)41万6,000円
/ ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966)
1940年代ヴィンテージを彷彿とさせるマーク ジェイコブスのワンピースは、マークの長年の友人でもあるソフィア・コッポラが愛したマーク ジェイコブスのアーカイブのリバイバル。プリントは、ソフィアとマークのイニシャルを掛け合わせた「SC x MJ」の文字を取り入れたモチーフに。ちなみにネームにある“SOFIA LOVES”の文字はソフィア本人の直筆だとか。
ワンピース 8万6,000円
/ マーク ジェイコブス(マーク ジェイコブス カスタマーセンター TEL:03-4335-1711)
白シャツをキャンバスに、アニメーターの巨匠ブルーノ・ボゼットがデザインした恐竜モチーフを大胆にプリント。マルニの2019年プレフォールコレクションは、まるで1976年のアニメ映画『Allegro non troppo(邦題“ネオ・ファンタジア”)』の世界に迷い込んだよう。
シャツ 8万3,000円(参考価格)
/ マルニ(マルニ 表参道 TEL:03-3403-8660)
思わず目を奪われるメタリックな装いと、デコラティブなヒール。70年代のインテリアデザインに着想を得たクリスチャン ルブタンのパンプス。PVC仕立たてのローカットヴァンプ、波打つようなヒールカウンターが美しいラインを描く。
シューズ(H5.5cm)10万9,000円
/ クリスチャン ルブタン(クリスチャン ルブタン ジャパン TEL:03-6804-2855)
--staff--
photography : Kazuki Sato
styling:Mai Sakai