ヴァーサストーキョー(VERSUS TOKYO)のポップアップショップが2月11日から16日まで伊勢丹新宿店1階ザ・ステージで開催される。
メルセデスベンツ・ファッションウィーク東京の人気イベントとしてバイヤーやプレス向けだけではなく、広くユーザーに向けてファションと音楽を複合化させ、多くのファッショニスタを集める同イベントに参加してきたブランドが一同に会し、物販が行われるのは今回が初めて。各ブランドの限定商品もバラエティーに富んでおり、昨年10月の同イベントでタイアップした資生堂メンのアイテムがフルラインアップされ、2点以上の購入者には参加ブランドのオリジナル限定ポーチのプレゼントが予定されている。
販売されるのは昨年10月の第3回ヴァーサストーキョーに参加した6ブランドを中心に、過去の同イベントに参加した「フェノメノン(PHENOMENON)」や「ソーイ(soe)」などのブランド、さらに同イベントのオーガナイザー、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORALY FIX)の吉井雄一がセレクトした最新の東京ネクストブランドから「ハバノス(HBNAS)」「ディガウェル(DIGAWEL)」などの限定アイテムが用意された。
昨年10月のヴァーサストーキョーに参加した6ブランドの中で話題を集めそうなアイテムは、「トーガ・ビリリース(TOGA VIRILIS)」が画家の五木田智央のイラストをプリントしたリバーシブルのMA-1ブルゾンとTシャツ(5型)。五木田は昨年1月にニューヨークの老舗ギャラリー、メアリー・ブーンで開催した個展を成功させ、昨年12月までDIC川村記念美術館でも回顧展が開かれ注目を集めているが、トーガとは以前からコラボレーションでTシャツが発表されており、昨年10月のコレクションで発表されたアイテムが限定で販売される。ブルゾンはカーキ、黒、白の3色展開で、ライナーのプリントも五木田モチーフ。
「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」からは今回のポップアップイベント用に描き下ろされたアメリカ国旗柄イラストのスウェットとTシャツが、通常は展開されていないメンズサイズで用意された。
「ファセッタズム(FACETASM)」はカモフラ柄のダブルブレストのM65、昨年10月に同イベントでデビューコレクションを発表した「ファイヤーワイヤー(PHIRE WIRE)」からはフィナーレを飾ったトビウオ柄のTシャツ、「ミスター・ジェントルマン(MR.GENTLEMAN)」はチャンピオンとのコラボのコーチジャケット、ケッズとのコラボスニーカー、コージーコーナーのジャンボシュークリームをセットにした保冷トートバッグなど、バレンタインデーのギフトアイテムとして使えそうなアイテムも用意されている。
また第1回目よりヴァーサストーキョーのグラフィックを手掛けているスケートシングが主宰するブランド「シーイー(C.E.)」と仲條正義がデザインしたパッケージの、ミルフィーユ オ ショコラ(資生堂パーラー)は、ファッショニスタには見逃せないバレンタインデーアイテムになりそうだ。