伊勢丹新宿店メンズ館1階プロモーションスペースでは、世界各国のニッチなフレグランスを一堂に会したフレグランスギャラリーを開催中。3月3日まで。
本イベントでは、美しき風景や人々を求め世界中を旅し続けるトラベルカルチャー誌『トランジット(TRANSIT)』とコラボレーション。ブランドと商品を大切にし、香料や調香にこだわった本物志向の「ニッチフレグランス」にフィーチャーしている。トランジットが撮り下ろした世界各国の都市の写真と共に、異国の雰囲気を香りからも堪能してもらいという試みだ。
オランダのアムステルダム、トルコのイスタンブール、ロシアのサンクトペテルブルク、アルゼンチンのブエノスアイレスといった、個性の異なる4都市の写真を飾った空間で“旅と香り”を繋いでゆく。ふらりと旅に出るような感覚で、シーンや気分、シチュエーションに合わせてフレグランスを選び、アクセサリーを纏うように気軽に楽しんで欲しいという思いが込められている。フレグランスは、メンズ館の1階、8階で展開中の11ブランドからセレクトした。
同スペースでは、心地よい風が通り過ぎるアムステルダムの風景に溶け込むような、透明感のある香り「イルプロフーモ(IL PROFVMO)」のムスクブルーなど、それぞれの都市のイメージに合わせたフレグランスを紹介する。イスタンブールはターキッシュローズの芳醇な香りが印象的な「ペンハリガン(PENHALIGON‘S)」のハマンブーケ。活気溢れるブエノスアイレスの地にふさわしい、大胆で情熱的なチューベローズが香る「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」。真っ白な雪が降りしきる美しい街サンクトペテルブルクを象徴する、パウダリーでピュアな雪の色を表す「ロレンツォ・ヴィロレッツィ(LORENZO VILLORESI)」のタンドネージュなど、バラエティー豊かにピックアップ。また都市名を冠したオーダーフレグランスも並ぶ。
会期中、22日と23日には、2013年にデビューしたイタリアのフレグランスブランド「ミルコ ブッフィーニ フィレンツェ(MIRKO BUFFINI FIRENZE)」の調香師、ミルコ・ブッフィーニ氏が来店し、コンサルティング販売を行う。また28日、3月1日には、日本人の調香師、松野秀至氏によるフレグランスオーダー会を実施。顧客の好みを聞き、その場で調香してくれるサービスで、約2週間でオリジナルブレンドのフレグランス(50ml/1万円)を用意する。