ジャガー・ルクルトがレベルソのアールデコの精神を新たに大胆な女性らしさで表現した「レベルソ・ワン・プレシャスカラーズ」を発表しました。ジャガー・ルクルトの優れた装飾工芸とジュエリー技術を再確認できるアートピース。 自社製キャリバー846の精巧な機構が引き立てる美しいデザインが特徴です。
レベルソのアールデコの精神を新たに大胆な女性らしさで表現
稀に見るアール・デコ デザインの例として、レベルソは1931年の誕生以来、永遠の現代性を表現し続けています。このデザインはもともとポロ競技用に考案されたものでしたが、発売から1周年を迎える前から女性用モデルも制作されるようになりました。これは、創業当時から男性用および女性用のどちらにも技術的に洗練されたタイムピースを制作してきたジャガー・ルクルトの哲学に沿ったものでした。
数十年にわたる社会の変化や嗜好の変化を経てもなお、レベルソは誕生当時には想像もできなかったようなポテンシャルを発揮しています。そして、2023年、ジャガー・ルクルトはレベルソの女性らしい側面を新たな表現で提示します。2色の人目を惹くカラーバリエーションが用意されたレベルソ・ワン プレシャスカラーズには、アール・デコ スタイルにオマージュを捧げた豪華な装飾が施されたケースが付属します。
アール・デコの幾何学模様
1920年代半ばに始まり、1925年にパリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会でその言葉が誕生したアール・デコは、第一次世界大戦後の途方もない社会および文化の変化を受けて発展しました。組織化の原理としてシンプルで力強いラインを強調した、エネルギーにあふれたすっきりとしたエレガンスは、社会のあらゆる側面に浸透した新しい自由と快楽主義の感覚を反映していました。表面の装飾では、シェブロンとジグザグを形成する平行線と直線的なモチーフが繰り返し使用されており、これらがカラーブロックと光沢のあるメタルのアクセントによって増幅され、今日においても魅力的な視覚的ダイナミズムを生み出しています。
ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)(希少なクラフトマンシップ)工房に所属する才能あふれる職人たちは、このようなデザイン要素を解釈し、レベルソ・ワン・プレシャスカラーズに採用しました。ケースバック全体から文字盤のケースサイドにシームレスにつながるように、煌めく装飾パターンが施されています。
前面の文字盤を外側に向けたレベルソ・ワン・プレシャスカラーズは、エレガントな存在感を放ち、ホワイトマザーオブパールの文字盤と、エナメル加工を施したフレームの鮮やかなカラー、そしてダイヤモンドがセットされたゴドロン装飾とラグの輝きがコントラストを作り出します。文字盤には、レベルソ・ワンのジュエリーモデルのシグネチャーである4つの角を示す細いゴールドのブラケット、アプライド数字、ドーフィン針などのディテールが備わっています。この時計は、ケースの装飾と同色の光沢のあるアリゲーターストラップによって手首に着けることができます。
卓越した装飾工芸
反転式ケースを裏返すと、レベルソ・ワン・プレシャスカラーズがハイジュエリーになります。ピンクゴールドの背景にブラックとブルーのカラー、もしくはホワイトゴールドの背景にさまざまなトーンのグリーンで表現されたパターンは、ダイヤモンドがセットされたアクセントを備えた細密画のグラン・フー・エナメルで表現され、深みと動きのある視覚的効果を生み出します。
この工程は厳格なものであり、各技術の完全な習得およびエナメル加工から始まるさまざまな工芸技術の完璧な調整が必要となります。ホワイトゴールドまたはピンクゴールドのベースメタルは、最初に淡いまたは透明なエナメルで密封され、焼成されなければなりません。次に、マルチカラーでデザインが描かれる手つかずの表面を作成するために、エナメル職人は不透明なホワイトエナメルの層を何度も重ね、その都度、乾燥と焼成を行います。続いて、極めて正確に、幾何学的なデザインを定義する線が、時計ケースの平らな面からサイドまで繋ぎ目なくつながるように、手作業で点描されていきます。この段階で初めてカラーリングを開始できるようになります。
エナメル職人は各カラーの深みと濃さが完全に満足するものになるまで、極細ブラシを使って表面全体を手塗りし、さまざまなカラーブロックを制作していきます。カラーの焼成が完了したら、透明な淡い色をさらに重ねていきます。ジュネーブ技法として知られるこの最終的なコーティングは、カラーを保持し、深みを高めてくれます。非常に耐久性に優れたこの表面は、続いて手作業で研磨されて光沢のある見た目となり、まるでガラス板のような仕上がりになります。
レベルソ・ワン・プレシャスカラーズのケースサイドの凸面とケースバックの平らな面を同時にエナメル加工することは特に困難です。これは、これら2つの部分で焼成中の密着性を高めるためにエナメルの密度を変える必要があるからです。同じくらい難しいのはカラーの問題です。芸術家がパレットで行うのと同じように、エナメル職人はさまざまな酸化物顔料を混ぜ合わせて、ブルーまたはグリーンのバリエーションを作り出します。ただし、グラン・フー・エナメルの場合、800℃で焼成すると一部の顔料が変化し、予想どおりに色が混ざらなくなるめ、出来上がりは予測がつきません。レベルソ・ワン プレシャスカラーズのケースには、最大15回の焼成と、200℃での複数の段階での乾燥が必要となります。このような困難を克服するには、長年の経験が必要となります。ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)工房に所属する5人のエナメル職人は全員、このジュネーブ技法を完全に習得しています。
エナメル加工後、レベルソのケースはジェムセッターに引き渡されます。ジェムセッターは、ダイヤモンドが完璧にセットされるように絶対的な精度で作業する必要があります。グレインセッティング技術を使用して、平らな金属の表面からゴールドの小さな爪を持ち上げて、それぞれの石を所定の位置に固定します。これは、完成したエナメルを壊したり、カラーフィールドを定めた直線を横切ったり、宝石がセットされたエリアを分断したりしないように施す必要があります。レベルソ・ワン・プレシャスカラーズを飾る274個のダイヤモンドのセッティングには、80時間のエナメル加工作業に加えて、45時間におよぶ根気を要する作業が必要となります。ジャガー・ルクルトがマニュファクチュールに独自の装飾工芸工房を持ち、複数のスキルを1つの屋根の下に集めることの大きなメリットは、さまざまな職人が密接に協力してアイデアを交換し合い、互いの創造的なエネルギーを共有できることです。
ケースに収納されているレベルソ・ワン・プレシャスカラーズを駆動するムーブメントは、ジャガー・ルクルトが卓越した機構制作に取り組んできたことの証明となっています。すべて自社工房で開発および製造された手巻キャリバー846は、レベルソ専用に作られたものであり、完璧な製品を目指すジャガー・ルクルトの哲学に従って、長方形ケースの輪郭に合わせて形作られています。
ジャガー・ルクルトの優れた装飾工芸とジュエリー技術を再確認し、機能性、デザイン性、高級時計製造を巧みに融合させたこのレベルソの大胆でフェミニンな解釈は、ジュエリーとして身に着けることも、時を告げる時計として身に着けることも可能にしています。
技術仕様
レベルソ・ワン・プレシャスカラーズ
ケース:18Kピンクゴールドまたはホワイトゴールド
時計のサイズ:40 x 20mm、厚さ 9.09mm
キャリバー:手巻ジャガー・ルクルト製キャリバー846
パワーリザーブ:38時間
機能:時、分
ダイヤル:マザー・オブ・パール
ケースバック:グラン・フー・エナメル、ダイヤモンド
ダイヤモンド:1.5 カラット
ストラップ:ピンクゴールドモデル - ブルーのアリゲーターストラップ、ホワイトゴールドモデル - グリーンのアリゲーターストラップ
リファレンス:ピンクゴールドモデル:Q3292432、ホワイトゴールドモデル:Q3293432 – 限定生産
黄金比について
アールデコの芸術運動の全盛期であった1931年に誕生したレベルソのオリジナルデザインは、黄金比で成り立っています。φ(ファイ)のギリシャ文字で表され、近似値が1.618となる神秘的な数字である黄金比は、世界共通で美しさと調和を表現すると考えられています。ジャガー・ルクルトのレベルソは、時計製造において、この原則を最も雄弁に物語っています。誕生から90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきましたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり続けており、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けています。
jaeger-lecoultre.com
レベルソのアールデコの精神を新たに大胆な女性らしさで表現
稀に見るアール・デコ デザインの例として、レベルソは1931年の誕生以来、永遠の現代性を表現し続けています。このデザインはもともとポロ競技用に考案されたものでしたが、発売から1周年を迎える前から女性用モデルも制作されるようになりました。これは、創業当時から男性用および女性用のどちらにも技術的に洗練されたタイムピースを制作してきたジャガー・ルクルトの哲学に沿ったものでした。
数十年にわたる社会の変化や嗜好の変化を経てもなお、レベルソは誕生当時には想像もできなかったようなポテンシャルを発揮しています。そして、2023年、ジャガー・ルクルトはレベルソの女性らしい側面を新たな表現で提示します。2色の人目を惹くカラーバリエーションが用意されたレベルソ・ワン プレシャスカラーズには、アール・デコ スタイルにオマージュを捧げた豪華な装飾が施されたケースが付属します。
アール・デコの幾何学模様
1920年代半ばに始まり、1925年にパリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会でその言葉が誕生したアール・デコは、第一次世界大戦後の途方もない社会および文化の変化を受けて発展しました。組織化の原理としてシンプルで力強いラインを強調した、エネルギーにあふれたすっきりとしたエレガンスは、社会のあらゆる側面に浸透した新しい自由と快楽主義の感覚を反映していました。表面の装飾では、シェブロンとジグザグを形成する平行線と直線的なモチーフが繰り返し使用されており、これらがカラーブロックと光沢のあるメタルのアクセントによって増幅され、今日においても魅力的な視覚的ダイナミズムを生み出しています。
ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)(希少なクラフトマンシップ)工房に所属する才能あふれる職人たちは、このようなデザイン要素を解釈し、レベルソ・ワン・プレシャスカラーズに採用しました。ケースバック全体から文字盤のケースサイドにシームレスにつながるように、煌めく装飾パターンが施されています。
前面の文字盤を外側に向けたレベルソ・ワン・プレシャスカラーズは、エレガントな存在感を放ち、ホワイトマザーオブパールの文字盤と、エナメル加工を施したフレームの鮮やかなカラー、そしてダイヤモンドがセットされたゴドロン装飾とラグの輝きがコントラストを作り出します。文字盤には、レベルソ・ワンのジュエリーモデルのシグネチャーである4つの角を示す細いゴールドのブラケット、アプライド数字、ドーフィン針などのディテールが備わっています。この時計は、ケースの装飾と同色の光沢のあるアリゲーターストラップによって手首に着けることができます。
卓越した装飾工芸
反転式ケースを裏返すと、レベルソ・ワン・プレシャスカラーズがハイジュエリーになります。ピンクゴールドの背景にブラックとブルーのカラー、もしくはホワイトゴールドの背景にさまざまなトーンのグリーンで表現されたパターンは、ダイヤモンドがセットされたアクセントを備えた細密画のグラン・フー・エナメルで表現され、深みと動きのある視覚的効果を生み出します。
この工程は厳格なものであり、各技術の完全な習得およびエナメル加工から始まるさまざまな工芸技術の完璧な調整が必要となります。ホワイトゴールドまたはピンクゴールドのベースメタルは、最初に淡いまたは透明なエナメルで密封され、焼成されなければなりません。次に、マルチカラーでデザインが描かれる手つかずの表面を作成するために、エナメル職人は不透明なホワイトエナメルの層を何度も重ね、その都度、乾燥と焼成を行います。続いて、極めて正確に、幾何学的なデザインを定義する線が、時計ケースの平らな面からサイドまで繋ぎ目なくつながるように、手作業で点描されていきます。この段階で初めてカラーリングを開始できるようになります。
エナメル職人は各カラーの深みと濃さが完全に満足するものになるまで、極細ブラシを使って表面全体を手塗りし、さまざまなカラーブロックを制作していきます。カラーの焼成が完了したら、透明な淡い色をさらに重ねていきます。ジュネーブ技法として知られるこの最終的なコーティングは、カラーを保持し、深みを高めてくれます。非常に耐久性に優れたこの表面は、続いて手作業で研磨されて光沢のある見た目となり、まるでガラス板のような仕上がりになります。
レベルソ・ワン・プレシャスカラーズのケースサイドの凸面とケースバックの平らな面を同時にエナメル加工することは特に困難です。これは、これら2つの部分で焼成中の密着性を高めるためにエナメルの密度を変える必要があるからです。同じくらい難しいのはカラーの問題です。芸術家がパレットで行うのと同じように、エナメル職人はさまざまな酸化物顔料を混ぜ合わせて、ブルーまたはグリーンのバリエーションを作り出します。ただし、グラン・フー・エナメルの場合、800℃で焼成すると一部の顔料が変化し、予想どおりに色が混ざらなくなるめ、出来上がりは予測がつきません。レベルソ・ワン プレシャスカラーズのケースには、最大15回の焼成と、200℃での複数の段階での乾燥が必要となります。このような困難を克服するには、長年の経験が必要となります。ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)工房に所属する5人のエナメル職人は全員、このジュネーブ技法を完全に習得しています。
エナメル加工後、レベルソのケースはジェムセッターに引き渡されます。ジェムセッターは、ダイヤモンドが完璧にセットされるように絶対的な精度で作業する必要があります。グレインセッティング技術を使用して、平らな金属の表面からゴールドの小さな爪を持ち上げて、それぞれの石を所定の位置に固定します。これは、完成したエナメルを壊したり、カラーフィールドを定めた直線を横切ったり、宝石がセットされたエリアを分断したりしないように施す必要があります。レベルソ・ワン・プレシャスカラーズを飾る274個のダイヤモンドのセッティングには、80時間のエナメル加工作業に加えて、45時間におよぶ根気を要する作業が必要となります。ジャガー・ルクルトがマニュファクチュールに独自の装飾工芸工房を持ち、複数のスキルを1つの屋根の下に集めることの大きなメリットは、さまざまな職人が密接に協力してアイデアを交換し合い、互いの創造的なエネルギーを共有できることです。
ケースに収納されているレベルソ・ワン・プレシャスカラーズを駆動するムーブメントは、ジャガー・ルクルトが卓越した機構制作に取り組んできたことの証明となっています。すべて自社工房で開発および製造された手巻キャリバー846は、レベルソ専用に作られたものであり、完璧な製品を目指すジャガー・ルクルトの哲学に従って、長方形ケースの輪郭に合わせて形作られています。
ジャガー・ルクルトの優れた装飾工芸とジュエリー技術を再確認し、機能性、デザイン性、高級時計製造を巧みに融合させたこのレベルソの大胆でフェミニンな解釈は、ジュエリーとして身に着けることも、時を告げる時計として身に着けることも可能にしています。
技術仕様
レベルソ・ワン・プレシャスカラーズ
ケース:18Kピンクゴールドまたはホワイトゴールド
時計のサイズ:40 x 20mm、厚さ 9.09mm
キャリバー:手巻ジャガー・ルクルト製キャリバー846
パワーリザーブ:38時間
機能:時、分
ダイヤル:マザー・オブ・パール
ケースバック:グラン・フー・エナメル、ダイヤモンド
ダイヤモンド:1.5 カラット
ストラップ:ピンクゴールドモデル - ブルーのアリゲーターストラップ、ホワイトゴールドモデル - グリーンのアリゲーターストラップ
リファレンス:ピンクゴールドモデル:Q3292432、ホワイトゴールドモデル:Q3293432 – 限定生産
黄金比について
アールデコの芸術運動の全盛期であった1931年に誕生したレベルソのオリジナルデザインは、黄金比で成り立っています。φ(ファイ)のギリシャ文字で表され、近似値が1.618となる神秘的な数字である黄金比は、世界共通で美しさと調和を表現すると考えられています。ジャガー・ルクルトのレベルソは、時計製造において、この原則を最も雄弁に物語っています。誕生から90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきましたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり続けており、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けています。
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