杉咲花がオープニングを飾る。「ゴッホ展」が明日、上野の森美術館で開幕

開催日:2019.10.11-01.13
2019.10.10
東京上野の森美術館で10月11日に「ゴッホ展」が開幕する。前日には、女優杉咲花を迎えたオープニングイベントが開催された。



強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)。37年という短い人生のうち、 画家として活動したのはわずか10年間である。展では、第1部「ハーグ派に導かれて」、第2部「印象派に学ぶ」という、ゴッホの人生を変えた2つの出会いに沿ったセクションにて、約40点のゴッホ作品に加えポール・セザンヌやクロード・モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品約30点に加え、ゴッホが綴った手紙の中の言葉を交えながら、ゴッホがいかにしてゴッホになったかを紐解いていく。

杉咲さんは、本展覧会のナビゲーターに就任し、会場音声ガイドのナレーションも務める。オープニングイベントでは、7年ぶりに来日するゴッホの晩年の作品《杉糸》(1889年6月、サン=レミ 油彩・カンヴァス メトロポリタン美術館)の前に、ゴッホが愛したとされる色の一つである、イエローのワンピースをまとって登場した。


「特に注目していた作品は? 」という質問に対し、杉咲花さんは「《麦畑とポピー》を楽しみにしていました」とコメント。TOKYO FMラジオ番組のパーソナリティーも務める杉咲さん。音声ガイドについては「絵を集中して鑑賞していただくための(おこがましいかもしれませんが...と謙遜しながら)手助けになればと思います」と話した。

イベントの最後には、10月2日に22歳を迎えたばかりの杉咲さんへサプライズで、《麦畑とポピー》の複製画が贈られた。





なお、本展覧会はその後兵庫県立美術館へ巡回(2020年1月25日から3月29日まで)する予定。


【イベント情報】
ゴッホ展

東京展
会期:10月11日~2020年1月13日
場所:上野の森美術館
住所:台東区上野公園1-2
時間:9:30~17:00(金・土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで
休館日:12月31日、1月1日
料金:一般1,800円、大学・高校生1,600円、中・小学生1,000円、小学生未満無料

兵庫展
会期:2020年1月25日~3月29日
場所:兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
開館時間:10:00~18:00(金・土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(祝祭日の場合は開館、翌火休館)
料金:一般1,700円、大学1,300円、70歳以上850円、高校生以下無料

URL:https://go-go-gogh.jp/
編集部
ページトップへ