東京の魅力をファッション、カルチャー、食などの視点から提案するイベント「ディスカバー東京(DISCOVER TOKYO!)」が伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で2月4日から23日の期間開催中だ。
同イベントでは、生まれも育ちも新宿だというデザイナー・山本耀司手掛けるアクセサリーブランド「ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)」のショルダーバッグや財布などを展開。また、同氏の愛娘で「リミ フゥ(LIMI feu)」デザイナーの山本里美は15年春夏の新作を限定品と共に披露する。
また、東京という街を語る時に欠かせない“デジタル”という要素に同店が得意とするファッションを掛け合わせたコンテンツ「DIGITAL LIFESTYLE 2015 TOKYO」も11日から16日の期間、本館1階から3階を中心に展開、auの新機種「INFOBAR A03」のデビューに合わせ同社と協業したデジタル×ファッションを体験できる試みだ。
「アンリアレイジ(ANREALAGE)」デザイナー・森永邦彦とライゾマティクス・真鍋大度のコラボレーションで、テクノロジーを駆使したセーター(4万8,000円)とTシャツ(1万4,000円)のオーダーを受ける。デザインには顧客が撮った写真を独自に開発したアプリでモザイクデザインに変換したものを採用するため、自分だけの特別な1着をオーダー可能だ。
またスマートフォンを使用したバーチャルリアリティー体験を2階が提案。専用の装置「ハコスコ」を装着すると、伊勢丹新宿店の階から階をすり抜け、空まで飛びあがるバーチャルリアリティー体験ができるという。その他にも、東京発のファッションブランド「ミュベール(MUVEIL)」の隠れた人気アイテムグランマチャームの新作や「ウカ(uka)」の限定ネイルオイルなどが登場。
また東京を語る上で欠かせないワードである「アニメ」がある。ファッションとアニメの魅力を掛け合わせた「めいたん呉服店」は、ゲーム「明治東亰恋伽」のコラボレーション企画。同作品ヒロイン・芽衣ちゃんの衣装をベースにしたモダンな雰囲気の和装コーディネートなど、全8型のコラボ和装コーディネートが11日から16日の期間同店本館7階呉服コーナーで展開される。
同イベントのスペシャルサイトには「TOKYO」マスター検定を開設。知っているようで知らなかった東京にまつわるトリビアを紐解くことが可能。意外な東京の魅力を再発見できるイベントとなりそうだ。