週末のお休み。いつものカフェやバーでの女子会もいいけれど、時には、少しだけ羽を伸ばして一泊二日の女子旅に出かけてみたい。本記事は、昨年2月のオープンから続々とリピーターを増やし続けている「星野リゾート BEB5軽井沢(ホシノリゾート ベブファイブカルイザワ)」を拠点にした、友人カメラマンと二人、気楽な女子旅の滞在記です。
仲間とルーズに過ごすホテル
「星野リゾート BEB5軽井沢」
15:00 “Arrival”
軽井沢駅からタクシーで約20分、本日のステイ先「星野リゾート BEB5軽井沢」に到着。
星野リゾートが展開するBEB5軽井沢は、気心知れた仲間と、恋人と、そして家族と。まるでお部屋のようにまったり過ごすのにぴったりのルーズなホテル。ルールや時間の縛りがゆるめのルーズなこのホテルでは、過ごし方のアレンジも自由自在。私たちみたいな女子旅におすすめしたい。
15:10 “Checkin”
なにやら洒落たDJブースだなと思ったら、なんとこれがフロントだった。自動チェックイン機でサクッとチェックイン。
15:15 “TAMARIBA”
朝食をとったり、夜食を楽しんだり、談笑したり、ゲームをしたり、結婚式の余興MTGなんかもいいかも? 各自の客室を出てこの「TAMARIBA(タマリバ)」に集うのが楽しい。24時間営業のカフェラウンジがあって、本棚に、ソファーベッド的なものに、カードゲームも、卓球台もある。何にも予定を決めてなくても、雨天でも、仲間や好きな人たちと過ごすのって、それだけで楽しい。
抜け感のある高い天井にDJブースからの心地よい音楽。カフェスイーツにゲーム、楽しくおこもりできる準備が完全に整っている(最高)。そして、BEB5軽井沢を語る上で外せない“中庭”は、夜の方が盛り上がるとのことなので、また後ほど。ひとまず、ウェルカムスナック(出来立てのポップコーン発見)をもらって客室へ!
これは楽しいなあ、セルフサービスです。お好みでもらってね、と。嬉しい気遣い。テーマパークのポップコーン屋さんに憧れたことがあったな、とか考えながら友人の分もパッキング。客室でちょっとおやつタイムをとる。
15:30 “Guest Room”
部屋タイプは2種類。まずはBEB5軽井沢といえばこれ! と聞いていた「ヤグラルーム」の扉をオープン。上段はベッド、下段はソファー(兼エキストラベッド)になっているヤグラ仕様が斬新な客室。誕生日のサプライズを仕込んだり、お菓子やお酒を並べてのミニパーティーを企画しても良さそうだ。
ヤグラルームは、1室3名まで利用可能。35歳以下エコひいきプランなら、1泊1室15,000円に。2名利用時はひとり7,500円、3名利用時はひとり5,000円! リーズナブルなプライス設定も嬉しい。
もう一方の「ツインルーム」はこんな感じ。ヤグラがないぶん少し広く感じるのかもしれない、ヤグラルームよりスッキリした印象。(ちなみに我々は今回2部屋とっていたので、眠るまではヤグラルームに集まって、寝る時に各々解散することにした。)
ツインルームは、1室2名まで利用可能。35歳以下エコひいきプランなら、1泊1室15,000円に。2名利用時は、ひとり7,500円。この客室は、締め切り前の原稿おこもりにも良さそうだな…なんて思ったり。みんなで楽しむ、というコンセプトとは違うけれど、自然を感じて癒されて、あとは集中して執筆。疲れたらまたTAMARIBAに出て休憩…とか。そんな利用方法も悪くない。
しばらく窓の外を眺めて、まどろんでいたけれど、せっかくの軽井沢。荷物を置いて近くのエリアを散策してみることに。
16:45 “ハルニレテラス”
外に出てちょっと道を歩いていくと「軽井沢星野エリア ハルニレテラス」がある。BEB5軽井沢では、午後のカフェは軽食のみの提供なので、今晩はこちらに入っているレストランで夜ご飯にしようかな。
ハルニレテラスには、レストラン、カフェ、グローサリーショップ、そして雑貨屋さんなどの様々な店舗が入っている。近くに川が流れていて、敷地から続く階段を下ると水面が見える。ふわっと感じる水の匂い、せせらぎ。ペット連れの人もいて、人と動物、そして自然。穏やかな調和を感じられるスポットだと思う。ここは散策するだけでも楽しい。
17:30 “CERCLE”
夕飯には少し早かったので、先に今日の晩酌アイテムを調達することに。ハルニレテラス内に店を構える「セルクル(CERCLE)」は、ソムリエとフレンチシェフのレストラン&デリとワインショップ。
セルクルのデリは、手軽でありながらも、ちょっと贅沢を楽しみたい日や、おもてなしのテーブルに彩りを添えるのにもぴったり。フレンチベースにイタリアンなどのテイストを取り入れた本格的な料理に加え、ワインブースには、オーナーソムリエセレクトの約300種類のワインがそろっている。ここできになるフードをテイクアウトして、BEBのお部屋でカジュアルパーティーもいいなあ。
自宅分だけでなく、友人へのお土産もくまなくチェック。写真の商品の他にも、セルクルセレクトのオリーブオイル、塩、ヴィネガー、コンフィチュールなどもラインアップされている。料理を作るのが好きな人には、ハイグレードなエピスリー(スパイス)をお土産にしても良さそう。
ちなみにこの日私たちが選んだのは、こちらのスイートな2品。
「信州星ノ実ぶどう シャインマスカット」は、個包装された無添加のシャインマスカット約1房分が1箱に。ちなみにパッケージはワインボトルをイメージされているそう。信州小諸産のリンゴが使用「軽井沢アンシードル セミ・スイート」は、一般的なシードルよりもしっかりめにリンゴの風味が感じられたように思う。伝統的なアンセストラル製法で造られており、自然なリンゴ本来の甘みと柔らかい泡が特徴。ドライもあったので、次はそちらも試してみたい。
さて、そろそろディナータイム、ということで、後編に続きます。《後編》はこちらから。