東京から片道1時間半の週末トリップ、軽井沢女子旅【話題の星野リゾート BEB5軽井沢に行ってみた:前編】

2020.02.10

週末のお休み。いつものカフェやバーでの女子会もいいけれど、時には、少しだけ羽を伸ばして一泊二日の女子に出かけてみたい。記事は、昨年2月のオープンから続々とリピーターを増やし続けている「星野リゾート BEB5軽井沢(ホシノリゾート ベブファイブカルイザワ)」を拠点にした、友人カメラマンと二人、気楽な女子旅の滞在記です。

仲間とルーズに過ごすホテル
「星野リゾート BEB5軽井沢」

友達の家に集まるような感覚でステイする、新しくてラフなホテル“BEB5軽井沢”に行ってみた。

15:00 “Arrival”

軽井沢駅からタクシーで約20分、本日のステイ先「星野リゾート BEB5軽井沢」に到着。

他愛もない話で盛り上がっていたら「お客様、到着です〜」とドライバーさん。目印はこの看板。
星野リゾートが展開するBEB5軽井沢は、気心知れた仲間と、恋人と、そして家族と。まるでお部屋のようにまったり過ごすのにぴったりのルーズなホテル。ルールや時間の縛りがゆるめのルーズなこのホテルでは、過ごし方のアレンジも自由自在。私たちみたいな女子旅におすすめしたい。


15:10 “Checkin”

DJブース併設なフロントって新しい。備え付けのレコードから曲のリクエストも出来るらしい。
なにやら洒落たDJブースだなと思ったら、なんとこれがフロントだった。自動チェックイン機でサクッとチェックイン。


15:15 “TAMARIBA”

ここがいわゆるホテルのロビーにあたるスペースなのか、斬新!
朝食をとったり、夜食を楽しんだり、談笑したり、ゲームをしたり、結婚式の余興MTGなんかもいいかも? 各自の客室を出てこの「TAMARIBA(タマリバ)」に集うのが楽しい。24時間営業のカフェラウンジがあって、本棚に、ソファーベッド的なものに、カードゲームも、卓球台もある。何にも予定を決めてなくても、雨天でも、仲間や好きな人たちと過ごすのって、それだけで楽しい。


24時間営業のカフェラウンジでは軽食も販売。パン、美味しそう。生ハムやワインもあったから夜は此処で晩酌しようかな、と。
卓球台は、スタッフがアレンジ。コルクアートで“BEB”ロゴを作ってある! 屋外で氷を張らせたテーブルホッケーになることもあるのだとか。

抜け感のある高い天井にDJブースからの心地よい音楽。カフェスイーツにゲーム、楽しくおこもりできる準備が完全に整っている(最高)。そして、BEB5軽井沢を語る上で外せない“中庭”は、夜の方が盛り上がるとのことなので、また後ほど。ひとまず、ウェルカムスナック(出来立てのポップコーン発見)をもらって客室へ! 

このポップコーンワゴンは何? と思ったら、“ウェルカムポップコーン”だって!
備え付けのフレーバーパウダーでお好みのテイストに。

これは楽しいなあ、セルフサービスです。お好みでもらってね、と。嬉しい気遣い。テーマパークのポップコーン屋さんに憧れたことがあったな、とか考えながら友人の分もパッキング。客室でちょっとおやつタイムをとる。


15:30 “Guest Room”

「ヤグラルーム」
部屋タイプは2種類。まずはBEB5軽井沢といえばこれ! と聞いていた「ヤグラルーム」の扉をオープン。上段はベッド、下段はソファー(兼エキストラベッド)になっているヤグラ仕様が斬新な客室。誕生日のサプライズを仕込んだり、お菓子やお酒を並べてのミニパーティーを企画しても良さそうだ。

ヤグラルームは、1室3名まで利用可能。35歳以下エコひいきプランなら、1泊1室15,000円に。2名利用時はひとり7,500円、3名利用時はひとり5,000円! リーズナブルなプライス設定も嬉しい。

「ツインルーム」
もう一方の「ツインルーム」はこんな感じ。ヤグラがないぶん少し広く感じるのかもしれない、ヤグラルームよりスッキリした印象。(ちなみに我々は今回2部屋とっていたので、眠るまではヤグラルームに集まって、寝る時に各々解散することにした。)

ツインルームは、1室2名まで利用可能。35歳以下エコひいきプランなら、1泊1室15,000円に。2名利用時は、ひとり7,500円。この客室は、締め切り前の原稿おこもりにも良さそうだな…なんて思ったり。みんなで楽しむ、というコンセプトとは違うけれど、自然を感じて癒されて、あとは集中して執筆。疲れたらまたTAMARIBAに出て休憩…とか。そんな利用方法も悪くない。

しばらく窓の外を眺めて、まどろんでいたけれど、せっかくの軽井沢。荷物を置いて近くのエリアを散策してみることに。


16:45 “ハルニレテラス

軽井沢といえばおなじみの「ハルニレテラス」も徒歩圏内。BEB5からの送迎バスも出ている。
外に出てちょっと道を歩いていくと「軽井沢星野エリア ハルニレテラス」がある。BEB5軽井沢では、午後のカフェは軽食のみの提供なので、今晩はこちらに入っているレストランで夜ご飯にしようかな。

きらめきに満ちたハルニレテラス。私たちが訪れたのはクリスマスシーズンでした。
クリスマスのやどりぎイルミネーション。大切な人と此処に訪れると幸運が訪れるのだそう。
ハルニレテラスには、レストラン、カフェ、グローサリーショップ、そして雑貨屋さんなどの様々な店舗が入っている。近くに川が流れていて、敷地から続く階段を下ると水面が見える。ふわっと感じる水の匂い、せせらぎ。ペット連れの人もいて、人と動物、そして自然。穏やかな調和を感じられるスポットだと思う。ここは散策するだけでも楽しい。


17:30 “CERCLE”


夕飯には少し早かったので、先に今日の晩酌アイテムを調達することに。ハルニレテラス内に店を構える「セルクル(CERCLE)」は、ソムリエフレンチシェフのレストラン&デリとワインショップ。


セルクルのデリは、手軽でありながらも、ちょっと贅沢を楽しみたい日や、おもてなしのテーブルに彩りを添えるのにもぴったり。フレンチベースにイタリアンなどのテイストを取り入れた本格的な料理に加え、ワインブースには、オーナーソムリエセレクトの約300種類のワインがそろっている。ここできになるフードをテイクアウトして、BEBのお部屋でカジュアルパーティーもいいなあ。

お土産にしたいフードも色々。近所に住んでいる人や別荘がある人も此処に買い物に来ているようだった。


自宅分だけでなく、友人へのお土産もくまなくチェック。写真の商品の他にも、セルクルセレクトのオリーブオイル、塩、ヴィネガー、コンフィチュールなどもラインアップされている。料理を作るのが好きな人には、ハイグレードなエピスリー(スパイス)をお土産にしても良さそう。

ちなみにこの日私たちが選んだのは、こちらのスイートな2品。

左から「信州星ノ実ぶどう シャインマスカット」、「軽井沢アンシードル セミ・スイート」
干しぶどうきになる! シードルきになる! となり、今回はスイートな晩酌に。(BEB5のヤグラルームで楽しみました。)

こんな贅沢かつ最高な干しぶどう、かつて食べたことがあっただろうか? いや、ない。
「信州星ノ実ぶどう シャインマスカット」は、個包装された無添加のシャインマスカット約1房分が1箱に。ちなみにパッケージはワインボトルをイメージされているそう。信州小諸産のリンゴが使用「軽井沢アンシードル セミ・スイート」は、一般的なシードルよりもしっかりめにリンゴの風味が感じられたように思う。伝統的なアンセストラル製法で造られており、自然なリンゴ本来の甘みと柔らかい泡が特徴。ドライもあったので、次はそちらも試してみたい。

さて、そろそろディナータイム、ということで、後編に続きます。《後編》はこちらから。
Ryoko Suzuki
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