「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2019」ランタンキャンドルが照らす冬夜の森で【レポート】

開催日:2019.12.01-12.25
2019.12.18

無数のキャンドルが灯る幻想的な森の夜を楽しむ、「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2019」が12月25日まで開催中。今回は、イベントの紹介と合わせて、その様子をレポートしていきます。

軽井沢高原教会の森が、
輝く星とキャンドルの光に包まれる夜。



行ったことはなくても、名前は知っているという人も多いのでは? 「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2019」は、その昔、軽井沢を拓いた宣教師がランタンで町を照らしながら歩いた風習を現代に受け継ぎ展開する、人気の恒例イベント。(夏には「サマーキャンドルナイト」を開催。こちらもすごくいい。

ちなみに、星降る森のクリスマスへの参加は、事前予約もチケットも必要なし! 足を運べば誰でも体験することができるから、実はまだクリスマスの予定が決まってない、という人も大丈夫です。ぜひ、大切な人を誘って出かけてみよう。

木々は、白い光でライトアップ。まるで雪が降り始めた森のよう。
ひんやりとした冬空と相まって、よりドラマティック。

森に入ると覆い茂る木々は白くライトアップされていて、まだ序章だけど、すでにロマンティックな気分に。深呼吸すれば、木々の香り、土の香り、キャンドルの香り、軽井沢の冬の匂い。


軽井沢高原教会の森一面に、あたたかな光を灯すランタンキャンドル。この灯火は一晩中続くそう。そんなところもいいなあ。ずっと見ていたいね、って言い合える人と一緒に眺めたい。一生の思い出になるクリスマスだ。

12月21日から25日の期間は、会場に手持ち用のランタンも用意されているから、それを持って森を散策するのもいいね。

◆森を歩く「ランタン散策」12/21〜25(時間:18:30〜21:00)


ランタンキャンドルと光の十字路。この光を辿って歩けば、教会にたどり着ける。教会の扉の上部の壁に赤いリースが飾られているのだけど、これはクリスマスシーズン限定なのだそう。赤いクリスマスリースってなんだか新鮮、可愛いな。



森の真ん中で交差するクロスロードを歩きながらツリーも眺めてみよう。会場をきらびやかに彩る“もみの木ツリー”の高さは6メートル。近づいてよく見たらすごく細かな装飾が施されている。遠くから見たときは光に魅せられて、近くで見たら装飾のディテールに魅せられて。二倍楽しめるツリー。氷柱のようなモチーフ飾りがおしゃれだな、森のツリーのためのジュエリーみたいだ、って思ったり。


教会にたどり着いたらこれは絶対に貰っておこう。記念のお守り、「三つ撚りの糸」。すべて軽井沢高原教会のスタッフが手作業で作っているんだって。そして、教会の隣の牧師館も忘れずに立ち寄りたい。日頃の感謝、今日の感想、まだ言えてなかった秘密etc...「クリスマスレター」で思いを贈ろう。


ハガキの絵柄は2種類。朝の森と、夜の森。どっちもいいな。書いたら牧師館の外のポストに投函! 

そしてもう一つ見逃せないのが「アドベントメッセージ」。


アドベントは、クリスマスの4週間前の日曜から、クリスマス当日を楽しみに待ちわびながら過ごす期間。この期間の日々を数えるためのアドベントカレンダーが森に登場していました。各窓に日付が記されていて、訪れた日の窓を開くと、教会からのメッセージが。

今日の日付を示す扉を開くと…
“もらう喜びだけでなく、贈る喜びがクリスマスを特別にします” 軽井沢高原教会
私たちが取材に訪れた日は、こんなメッセージでした。

他に、星降る森のクリスマス開催中には、牧師の講和とゴスペルを組み合わせた「クリスマス音楽礼拝」、ハープの演奏会「聖なる調べとともに」という聖夜のお祝いにふさわしい催しも。

◆祈り、歌う「クリスマス音楽礼拝」12/22、24、25(時間:19:00 / 20:00 各回20分)
◆ハープが奏でる癒しの音色「聖なる調べとともに」12/21、23(時間:19:00 / 19:30 / 20:00 / 20:30 各回10分)

澄んだ星空の元、冬夜の森で心温まるクリスマスを満喫できること間違いなし。今年は「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2019」で、幻想的で心温まるひとときを過ごそう。

【イベント情報】
軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2019
会期:開催中〜12月25日
時間:18:30〜21:00(軽井沢高原教会にて挙式がある日は19時から開催。日程・詳細は下記のURLより要確認)
会場:軽井沢高原教会
住所:長野県軽井沢町星野
URL:https://candle.karuizawachurch.org/
参加費無料、どなたでも参加できます


Ryoko Suzuki
ページトップへ