FASHION HEADLINE編集部が今気になるパンを紹介する【今週のパン】。第22回目は「メゾン・ランドゥメンヌ（MAISON LANDEMAINE）」をピックアップ。

MAISON LANDEMAINE

オーナーを務めるパン職人の石川芳美とパティシエとして活躍するロドルフ・ランドゥメンヌの2人によって2007年にパリでオープンした、メゾン・ランドゥメンヌ。伝統的な手法で生み出されるパンやスイーツは、美食家のパリジャン・パリジェンヌたちから熱い支持を受け、今ではフランスに16店舗と日本に2店舗を展開する実力派の店として知られている。

看板商品は、フランス産と日本産の発酵バターを使い分けた2種類のクロワッサンと、小麦の豊かな旨味が感じられる3種類の本格派バゲット。そんな看板商品を紹介したい気持ちがありつつも、今回は今の季節に是非味わってもらいたいシーズナルなアイテムをピックアップしてお届けします。





空気を含んでふわっと柔らかいブリオッシュに、5種類のフルーツを練りこんだ「ミニ・クロンヌ・オ・フリュイ」。バターの甘みがとても強く、リッチな味わいが楽しめます。上に施された砂糖のシャリシャリ感も◎ フルーツの甘酸っぱい香りが上品に漂い、まるでフランス版のパネトーネのよう。クリスマスのスイーツとして楽しむのもオススメです。




今の季節の風物詩でもある栗粉を使用して焼き上げたハード系のパン「パン・ア・ラ・シャンテーニュ・ミエルカシス」も、この時期見逃せないアイテムの一つ。外はバリッとしていますが、栗粉を使用することにより、中はとてももちもち食感。ハチミツとカシスが練りこんであり、噛みしめるたびに広がる栗のほんのりとした上品な香りと蜂蜜のコク深い甘み、そしてカシスの爽やかな酸味が口の中に広がります。






メゾン・ランドゥメンヌはパンだけでなく、スイーツも絶品! しっかりと甘みを感じる濃厚な味は、まさに本場の美味しさ。12月21日から25日の間は、フランスのクリスマスケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」も登場。 様々なサンタクロースの飾りと、側面のオーナメント柄がプリントされたチョコレートがとてもキュート! 


「ブッシュ・ショコラ・フランボワーズ」は、有機ダークチョコレート、フランボワーズ、バニラを重ねたムースに、カカオニブをアクセントに効かせた華やかな味わい。ムースと共に側面のホワイトチョコを一緒に口に運べば、フランボワーズの甘酸っぱさをホワイトチョコレートのミルキーな甘みが包こみ、口の中は幸せでいっぱいに! ピンク色の可愛らしい見た目はクリスマス女子会にもピッタリ。

一方、「ブッシュ・プラリネ・キャラメル」は、プラリネキャラメルのムースをベースに、中にオレンジとパッションフルーツのコンフィチールが忍ばせた一品。このコンフィチュールがとてもジューシーで美味しく、プラリネのナッティ感とキャラメルのこっくりとしたコク深さを引き立てながらも、さっぱりと爽やかな後味にしてくれるので、濃厚ながらも食べ飽きることなく最後まで美味しくいただけます。 


メゾン・ランドゥメンヌの「ブッシュ・ド・ノエル」は、2人用・4人用・6人用の3サイズが用意されているので、集まる人数に合わせてサイズを選べのも嬉しいポイント。大勢で集まるなら、小さいサイズを複数購入して様々な味を楽しむのもオススメです。