リナーリの香水コレクションが新宿伊勢丹で販売開始、ニーチェの言葉に着想を得た新作フレグランスも

2020.01.24
ルームフレグランスのヒットで日に根付いたドイツブランド・リナーリ(LINARI)の香水コレクションが、1月22日より伊勢丹新宿店にて取り扱いスタート。日本初上陸新作フレグランス限定発売する。

「リナーリ オードパルファム ドラゴ・ネロ」(100ml 1万9,000円)
日本ではニッチな層にのみ愛されてきた、世界に名立たる3人のパフューマーが手掛ける、リナーリ オードパルファム。ブランドのディレクターであるレイナー・ディエシェ(Rainer Diersche)から調香師に出したオファーは、コストやテーマ、作成時間も一切の制限を課さず、「最高の香り」を創って欲しい、というもの。それぞれ異なる個性の調香師たちが持つ、独自のスタイルが光る唯一無二のオードパルファムが完成した。

レイナー ディエシェによる独創的なアイデアのボトルは、全体として美しい三次元の造形が完成している。側面は贅沢に22カラットのゴールド、21カラットのプラチナのコーティングで装飾。またウエンジウッドで作られたキャップは、ボトル全体の魅力的で造形的な面を強調。ボトル台としても使用ができ、オブジェとしての楽しみを生み出している。

「リナーリ オードパルファム ドラゴ・ネロ」(100ml 1万9,000円)
コレクションの発売を記念して、ドイツの哲学者ニーチェの言葉にインスピレーションを受けた、日本初上陸の新作フレグランス「リナーリ オードパルファム ドラゴ・ネロ」(100ml 1万9,000円)が伊勢丹新宿限定で発売。「ドラゴ・ネロ(DRAGO NERO)」は、アジアにゆかりのある香料「ベチバー」に捧げるオマージュ。アジア原産のものが多いベチバーは何世紀にもわたって愛され、薬や香水作りに使われてきた。心を鎮め、澄みきった境地に導いてくれることから、ヒンズー教の経典では「安らぎのオイル」とされている。

トップノートは、ベルガモットのフレッシュな酸味とカラブリアンマンダリンのジューシーなふくよかさ、パイナップルのエキゾチックな甘さと、シルキーなマグノリアが重なる香り。情熱的な印象のミドルノートは、カーネーションとブルボンペッパーに続いて、優美なオレンジブロッサム、華麗なローズ、ベルベットのようにまろやかなアイリス、素朴でパウダリーなスミレのブーケが咲き誇る。ベースノートは厳選されたベチバーがフレッシュな酸味のアクセントを加え、ガイヤックウッドとアンバーの温かみがクリーミーなグリーン系の香りに寄り添う。アルニカ、オーク、サンダルウッドが、長く尾をひく調和のとれたドライダウンでフィナーレを飾る。ハイチやジャワで生まれたベチバーの多種多様な個性を表現したフレグランスだ。

高級ルームフレグランスの世界的パイオニアとして50ヶ国以上で展開するリナーリのフレグランスコレクション。取り扱いは、伊勢丹新宿店本館5階=リビングルーム/インテリアにて。
編集部
  • リナーリ(LINARI)オードパルファムコレクション
  • レイナー・ディエシェ(Rainer Diersche)
  • 「リナーリ オードパルファム ドラゴ・ネロ」(100ml 1万9,000円)
  • 「リナーリ オードパルファム ドラゴ・ネロ」(100ml 1万9,000円)
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