予約の取れないレストラン「エル・ブジ」シェフが来日、美食の日本ツアー開催

2015.02.19

スペイン料理の名店「エル・ブジ」で活躍したシェフ、アラン・デーバーハイブ・トロサによる「シェフアラン・デーバーハイブ・トロサジャパンツアー 2015」が、ザ・リッツ・カールトンホテルで開催される。期間は3月8日から30日まで。

「エル・ブジ」は年間200万件の予約希望が殺到し、予約の取れないレストランとして名を馳せながら、2011 年に突然閉店された。過去にはミシュランガイドの三つ星を獲得しており、「世界のベストレストラン50」の第1位に何度も選ばれている。

今回来日するアランは、そんな「エル・ブジ」のスターシェフであるフェラン・アドリアの下で10年間、右腕として活躍していた人物。現在はシンガポール香港でスペイン料理ブームの発端となった人気店「カタルーニャ」のオーナシェフとして、世界にその名を轟かせている。

今回のイベントは、アランがシンガポール、香港、上海のなどのアジア諸国にある「ザ・リッツ・カールトンホテル」を巡るアジアツアーの一環として行われるもの。3月8日から12日までは「ザ・リッツ・カールトン京都」で、17日から21日までは「ザ・リッツ・カールトン大阪」で、26日から30日までは「ザ・リッツ・カールトン東京」で料理を振る舞う。価格はランチが6,000円から、ディナーが1万2,000円からで、現在予約を受け付け中だ。

提供されるメニューは、アランの故郷であるスペインのカタルーニャ地方の伝統料理をベースにしたもの。そこに「分子ガストロミー」などの斬新な新技術で知られる「エル・ブジ」のエッセンスを注入し、これまでにないスペイン料理に仕上げた。中でも、アランのスペシャリテとして知られているのが「コションドレホタテ貝柱とアーティチョーク」。クリスピーに焼き上げた仔豚のバラを、ホタテとアーティチョークでまるで絵画のように彩ったもので、他にも見る人を驚かせるような料理が展開される。

今回の来日についてアランは、「ジャパンツアーを実施するにあたり、とてもワクワクしています。1ヶ月弱の短い期間ではありますが、日のリッツ・カールトンホテルと共に皆様をお迎え出来ることを心待ちにしています」とコメントしている。
HEW
  • リッツカールトンホテルで開催される「シェフアラン・デーバーハイブ・トロサジャパンツアー 2015」
  • リッツカールトンホテルで開催される「シェフアラン・デーバーハイブ・トロサジャパンツアー 2015」
  • リッツカールトンホテルで開催される「シェフアラン・デーバーハイブ・トロサジャパンツアー 2015」
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