ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、「フォリ ドゥ ショコラ」と題して新作ショコラを期間限定で発売する。
このアイテムは世界最大規模のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2015」で先行販売されたもの。“世界遺産”“オリジン カカオ”“MOF(フランス国家最優秀職人章)”の三つのテーマを元に、計13点のショコラが提供される。ジャン=ポール・エヴァンブティックで2月16日から3月31日まで販売。
世界遺産をテーマとした七つのショコラでは、進化し続けるブランドの味覚と、エヴァンが思い描く未来へのオマージュを表現。ボンボンショコラ「パトリモワンヌ ユニヴェルセル」(452円)では、ソバの花から採ったハチミツをガナッシュに加え、それをショコラノワールでコーティングした。更に、「ユズ」(714円)では柚子風味の爽やかなクレームに、トンカ豆のサブレのスパイシーな香りがマッチ。「サロメ」(674円)では、バニラムースの風味をビターなビスキュイショコラが引き立てている。
その他、さくさくのクルスティアン、ビスキュイ、キャラメリゼしたクレームシブーストなどを重ねた「ゲランド」(697円)、キルシュに漬けたグリオットとビターなカカオムースが大人の味わいを演出する「アンジュ」(697円)、マンダリンの爽やかな後味とアクセントの胡椒がマリアージュした「ランコントル」(683円)と計5品のガトーが登場。これに、ジャン=ポール・エヴァンでは珍しいミルフィーユ「ミルフィーユ ショコラ」(882円)が加わり、ショコラを世界遺産と捉えたクリエートを締めくくる。
一方、ショコラの原点となるカカオの魅力を追及した“オリジン カカオ”のテーマの元、豆の個性や産地を生かしたショコラも用意。ボンボンショコラ「オリジン カカオ」(452円)では、ショコラノワールのガナッシュに、マダガスカル産のカカオを使用した。更に、ベリーのような酸味が特徴のエクアドル産カカオを使った「タルト ショコイン エクアトゥル」(738円)、ナッツのような香ばしさとフローラルな香りが特徴のペルー産カカオを使用した「タルト ショコイン ペルー」(738円)、苦味の中にコーヒーやミルクキャラメルを思わせる味わいのコロンビア産カカオを使った「タルト ショコイン コロンビイ」(738円)と三つのタルトが提供される。
また、“MOF”のテーマではヘーゼルナッツ風味のガナッシュに、アクセントとして柚子を加えた「MOF」(452円)に加え、エヴァンを代表するガトー「グアヤキル」(686円)が提供となる。このガトーではレシピを従来のものからリニューアルし、アーモンド風味のチョコレート生地と、ビターチョコレートのムースを積み重ねた。